インテリジェント ワークス

子供達との泣き笑い

バテもせず

2007年08月13日 | 歴史
土曜日の平成塾。

時はお盆。

ほとんどの塾生が休むだろうと想像していたら、とんでもございません。
みんなこの猛暑の中を、満面の笑みでグラウンドに現れます。

休んでいるのは指導陣だけ・・・



グラウンドの温度は体温を越え。
湿度は時が過ぎるのに合わせてうなぎ上り。
指導陣の数は少なく。

塾生達の安全管理が危ぶまれます。


そこでこの日の練習は、紅白戦形式で指導する事となりました。


紅白戦と言っても、やたら人数の多い平成塾。

2チームに分けた程度では人数が余ってしまいます。
この猛暑の中、なるべく楽をしたい指導陣。
3チームを編成して、2チームが試合をしている間は1チームを休ませる作戦を立てました。


先発するコザック。

こやつはたまに投げさせておかないと、とてつも無く球の回転が悪くなります。
調整と言う意味では、この紅白戦は良い機会でした。


現在やる気では甲子園の選手にも劣らないナオキ小。

この暑い中、プロテクターを身に付けてニコニコしております。
恐らく他の塾生より2~3度は暑く感じる筈ですが、先発のマスクを任された喜びの方が勝っている様子。
偉いっ! 塾長見習えっ!


今や守備の中心になりつつある子旦那。

妙に暑さに強い塾生でございます。
相当バテているだろうと気を使ってあげるだけ無駄な塾生。
こやつは温度を感じないのか?


少しずつ腕が振れるようになって来たユウタ。

毎回このフォームで投げられるようになれば良いのですが、現在の所は3回に1回程度。
しかもボールを捕ってから投げるまで3日ほどかかります。
ひとつひとつのプレーは良い物を持ってるんだけどねぇ。
なかなか繋がりませんねぇ・・・


第二次成長期を迎えているタカ。

最近のタカはボールを決して後ろに逸らしません。
身体を張ってボールを止めると言うプレーは、他のどの塾生よりも秀でています。
後は確実にフライが捕れるようになりさえすれば、安心して外野を任せられるんだけどね。



紅白戦開始と同時に「いいぞー、どっちも頑張れ~っ!」
と、日陰で応援していた塾長に、心無い父兄からクレームが・・・

「ちょっとぉ・・・ 他の指導陣みたいに、少しは指導したら?」
全体を観察して、的確な指導を行おうとしている塾長の崇高な試みは理解されず、哀れ炎天下に放り出される事となりました。


仕方ねえなぁ・・・ 2~3分付き合ってやるから、休んでいる塾生はこっちへ来い。

渋々と腰を上げる塾長。
全身からやる気の無いオーラを発散させております。

で、ノックを始めてみると・・・


この炎天下、キビキビと動く塾生達。

ノックのボールに果敢に突っ込みます。
シオンなんて平成塾だけしか参加していないから、前の練習から随分と時間が空いているんですけどね。
前に教えた事を忠実に覚えていました。


よっこいしょ・・・

まるで芋ほりでもしているかのようなタンタン。
どんな時でも自分のペースを乱しません。

ノックを始めて3分が経過し、塾長のカラータイマーが点滅を始めた頃。


グラウンドでは熱戦が繰り広げられておりました。

随分と打ちそうな雰囲気になって来た秘密兵器。
クローズドスタンスでグリップエンドを高く上げ、見るからに懐が深そうです。
投げるピッチャーは、この構えを見ただけで打たれそうな気になるでしょうね。


打って一塁へ向かうマサト。

随分と形がサマになって来ましたね。
これでユニフォームを着ていたら、甲子園で撮った写真のようです。
どんどん成長しているのが伺えます。


この日はとにかく暑く、湿気も相当なもの。
練習中の合間合間に、熱射病と熱中症対策を行いましたよ。

家に帰った塾生がほんの少し濡れていたので、恐らく多くの父兄が怪訝に思われた事でしょうが、もっとも手っ取り早い方法として塾生一人一人に少しずつお水をかけてあげました。



頭からほんのバケツ2~3杯・・・