インテリジェント ワークス

子供達との泣き笑い

磨いては冷ます?

2007年08月28日 | 歴史
朝御飯は和食派の塾長です。

昨日から塾生達は学校が始まりましたね。
みんなきちんと宿題を提出しましたか?



さて、ダイヤの原石か単なる石炭か、塾生達の磨きが始まりました。


こちらは外野志望の塾生達。

カットに入っているのは「外野の事なら俺に聞け」と、偉そうに専門家づらしている自衛隊。
今日は卒部生としてお手伝いに来てくれています。

この外野志望の塾生達、外野を志望するには大きく3つの理由が存在します。
ひとつめはイチローや松井に憧れて。
ふたつめは内野と違って外野は楽そうだから。
みっつめは他に志望するポジションが無いから。

この内、後半の2つの理由が全体の95%を占めます。  ・・・・・・・ (-"- )

あのねぇ・・・
外野って、そんなに甘いポジションじゃ無いのよ。
むしろ内野の方が楽だと感じる時も有るくらいなんですけど。

なんて書くと、次回から内野志望者が増えるので詳しくは書きませんが・・・・


こちらは内野でノックを受けるユウタ。

ついこの前まではプチ塾生として可愛がられていましたが、ポジションを任せる練習となってからは指導陣の態度が一変します。

「きちんと正面に入れ~っ!」
「出だしが遅い~っ!」
「避けるな~っ!」
ありとあらゆる罵詈雑言、罵倒の嵐。

いまだに捕るより逃げる方が先のユウタに、これでもかと叱咤が飛びます。

でもね、これが重要なのです。
ここでいい加減な捕り方を許してしまうと、この先は決して上手くなりません。
捕った捕らないより、捕り方をきちんと教えます。


この日、遅れて来たマリコ。

罰として余分にグラウンドを周った後、みんなに早く追いつこうとキャッチボール。
豪快なフォームで投込みます。

残念な事に左上半身が使えていません。
早い腰の開きを直さないといけませんね。


こちらはプチノック。

いつもと変わらない優しいノックに見えますが、だんだんと左右に振られ始めています。
今までは正面のゴロだけでしたが、今度はボールが通過する前に正面に入らなくてはなりません。

たったのこれだけで、プチ塾生の労力は今までの3倍くらい増えます。


見事に正面でボールを捕るマサヤ。

上半身の被せ方が良いですね。
脇も締まっているので、これならエラーをしたとしても目の前にボールを落とせます。

この捕り方ができていれば、すぐに上のクラスに上がって来れますよ。


こちらは投込みを続けるバッテリー組。

ポワワンはキャッチングの際にきちんとミットを開いていない事を証明するショット。

どこで捕ろうとしてるんじゃい?
これでミットにボールが入る事の方が不思議じゃわい。

どうりでミットから快音が聞こえないと思いました。


またしても頭上を抜かれるナオキ小。

ま、相手が照準器の付いていないロケットランチャーですからね。
ミットとボールの位置関係を見れば、どの程度の速さでボールが通過したのかが解ります。

拳銃の弾丸を素手で掴めるようになれば、プリの投げる球も自在に捕れるようになるでしょう。




こうして塾生達は個々の技術をどんどん磨いて行きます。
磨けば摩擦で熱が発生するので、こんな暑い日には冷ましてやらなくてはなりません。


休憩時間中に始まったいのちゃんの放水。

疲れたぁ~と言って休んでいたにも関わらず、何故か走って集まる塾生達。
キャッキャッ
キャッキャッ
水辺に集まる小猿の集団。


あっと言う間にいのちゃんの周りに全員集合。

ボス猿も加わって、群れ全体が集まりました。
こらぁ、バナナやるから大人しくしなさ~い。

まあ、こんな暑い日は熱中症予防の為にも、少し水を浴びた方が良いでしょう。
みんなとっても喜んでいますし・・・・


見学に来ているこの人達を除いて・・・・

「あ~あ~、また始まったわよ」
「靴に染み込んだ泥って取れないのよね~」
「うちなんて3人分も洗うのよ」
「いったいどうしてくれるのよ」

しばらくは側に寄れません。

何しろ加減を知らない塾生達。
放水が終わった頃には・・・


この有様・・・・