インテリジェント ワークス

子供達との泣き笑い

課題と対策

2009年12月03日 | 歴史
先日、ジェッターが自分のお父さんについて語ってくれました。
「うちのお父さんは起きている時はそれほどうるさく有りませんが、寝ると家中の窓ガラスが震えるほどうるさいんです」

起きている時も充分過ぎるくらい声の通りが良いと思うのですが・・・
ジェッターの家族は自衛隊の演習場でも普通に寝れるに違いない。



さて、アップが終了した塾生達。

誰よりも勢い良く水分補給を行うイクラ。
砂漠でオアシスを見つけた時の気分?


先日、休んでいた塾生もいるので、この日も最初に肘の使い方の講義から。

解る?
肘って一方向にしか曲がらないんだよ。
肩より下で使おうとすると、肘に負担がかかるからね。

で・・・
その講義を受けた後の、塾生達の課題と対策。


まずはタンタン。

上半身の使い方は良いんだけど、下半身の使い方が良くないですねぇ。
タンタンパパに下半身の使い方をじっくり教わってね♪
きっと上手いと思うから。

で、塾長からは左足の使い方をアドバイス。
足を下ろす時には必ず親指から降りる様に心がけてね。
遠くまでスタンスが広がるのと同時に、膝が開くのを防げるから。


続いてイクラ。

せっかく体重移動ができるようになったけど、肘の開きが大きすぎますねぇ。
もっとボールを身体の近くまで寄せるように、肘を畳んでから投げましょう。
これだけ身体からボールが離れていると、肘にも肩にも相当な負担が来ますよ。


アチャモへのアドバイスは毎回同じ。

身体が正面を向くのが早すぎます。
投げる相手に背中を見せるくらいの意識でちょうど良いんじゃないかな?
元メジャーリーガーの野茂の真似でもしてごらん。


ジェッターは上半身の始動が早すぎます。

もっとしっかりと軸足を固定してから投げ始めなきゃ駄目だよ。
それには下半身だけで体重移動する練習。
そこからシャドーと同じように上半身を始動する練習と、投げる動作を2回に分けてフォームを固めてごらん。


大きな身体でこじんまりとした投球フォーム。

ペペもタンタンと同じ。
前に出す軸足の卸し方が悪いから、いつまで経っても腰が落ちません。
もっと左足の親指を意識して、スタンスを今の倍くらい広げてごらん。


金太郎はアチャモと同じ。

正面を向くのが早すぎますね。
ただアチャモと違うのは足を置く位置。
金太郎の場合は軸足を置く位置が左過ぎるので身体が開いてしまうんです。
軸足を置く位置を、投げる相手にまっすぐ出すように直してごらん。
それだけで身体の開きが直ると思うよ。


意外と良いじゃん、チュートン。

足を付く方向と良い、肘の使い方と良い、何も問題はございません。
少なくとも入塾当初の自衛隊や防衛大を遥かに上回っておりますよ。
ひょっとして3兄弟の中で、最も野球が上手くなるかな?


とても綺麗なフォームのソルト。

とっても綺麗なフォームなんですが・・・
写真が見事にソルトの欠点を捉えてくれました。
残念な事は、ちょっとボールのリリースが早いねぇ。
そこでボールを離しちゃったら、ボールは力無く上に行っちゃうでしょ。
実際のソルトのフォームだと、きちんとリリースポイントを直せば今の倍くらいはボールが速くなりますよ。


前回までは良かったユースケ。

惜しいっ!
前回までは出来ていたのに・・・
また肘を使う位置が下がって来たねぇ。
そこで肘を使うと必ず肘を壊すから、もう少し上で使うように意識しなくちゃ駄目だよ。


守備も肩も安定してきたヤワラ。

もう少しスタンスが広くなっても良いんじゃない?
今は腕力で投げきれるけど、せっかくの下半身の粘りをもう少し活かしたいねぇ。
タンタンやペペと同様に、足の親指を意識してみて下さい。
下半身の使い方はお父さんが上手いらしいから、お父さんがお酒を飲む前に聞いてみてね。


しっかり投げ切るタチャモ。

何も言う事はございません。
強いて言うなら、グローブをもう少しきっちり抱えた方が良いんじゃない程度。
このまましっかりフォームを固めて下さい。


外野の要を不動の位置にしたローリー。

フォームその物は驚くくらい綺麗になりましたね。
後は投げる時にもう少し顎を引いた方が良いかな?
いつも投げる時には上を向いちゃっているので、その分だけ力が逃げちゃうよね。
投げる前も、投げる時も、投げた後も、しっかりと目標から目を離さないこと。


アポロチョコは楽しそうだなぁ・・・

今はとにかく楽しんでね。
好きこそ物の上手なれって言葉があるように、アポロチョコはどこをどう直せって言う次元を超えてるような気がしますねぇ。
一緒に野球をやっているだけで、こちらも楽しくなって来ますよ。
これでお父さんがお酒を飲めれば言う事は何も無いんだけど。


以上、今回の課題と対策でした。
残念乍ら今回写真が載っていなかった塾生達は、次回マヨネーズコーチに猛アピールして下さい。
そうすると写真が沢山載って、ブログでコテンパンに批評して貰う事ができます。