インテリジェント ワークス

子供達との泣き笑い

エンドレス

2012年01月10日 | 歴史

先日、ある少年野球チームが解散したそうです。

この地域で初めて少年野球に関わった塾長が、別な少年野球チームの臨時コーチを経て、初めて自ら作ったチームでした。
このチームを作った理由はひとつ。
子供達の為に正しい野球を教えてあげたい。
ただ、それだけの思いで作ったチームでした。

チームの名前を決めて、帽子のマークを作り、ユニフォームのデザインをして、手書きでポスターを作って子供達を募集し。
足立区の活動団体として登録し、小学校のグラウンドを使う手配まで、全て一人で行いました。
その甲斐あって、メンバー募集から3カ月で11人の小学生が参加してくれましたね。

僅か11人で始まったチームでしたが、塾長が3年後に辞める時には43人もの部員が存在していました。


そのチームも今年解散したそうです。
振りかえってみれば、塾長が辞めてから10年と持たなかったですね。
最後は本当に子供達の為のチームだったのでしょうか?
なんか、自分の子供がいなくなるみたいで、ちょっぴり寂しい塾長なのでした。

たった一人の心無い父兄を参加させた事を、今でも後悔しています。




さて、昨年の練習より。


平成塾名物エンドレスリレー。

ベースランニングを利用した塾生対抗リレー。
冬になると練習の最後に毎回行われます。


この日は人数の都合で指導陣も参加。

日頃偉そうな事を言っている指導陣。
例えリレーと言えど、塾生達に負ける訳にはいきません。
必死で走る服部コーチ。


そんな指導陣の思いを全く汲まないペペの疾走。

相手を立てるとか、目上の人に敬意を払うなどの気遣いは存在しません。
いつだって、どこだって真剣勝負なのでございます。


鍛えられた塾生達。

一度や二度のベーランでへこたれる塾生などは存在しません。
何度走らせても息も切らずに最後まで走り抜きます。


指導陣との違いは持久力。

何回でも走れる塾生達。
一発でバテる指導陣。
なのに、そこそこ速い始末が悪い塾生達。


プライドと命を賭けて疾駆する指導陣。

倒れる時には前のめりで・・・

って、行き倒れと同じスタイルですが。