インテリジェント ワークス

子供達との泣き笑い

初めの一歩

2013年08月10日 | 歴史

塾長が子供達に野球を教える時に、必ずやらせる練習がひとつあります。

それは外野手と内野手のカットプレー。
ノックされたボールを外野手が捕って、ノッカーが打ったホームに返球して来るプレーなのですが。
野球経験者では無い子供達には直接返球できるだけの肩もありません。

その為に外野手とホームの間に内野手が入って中継をするのですが。
それをカットプレーと言います。
外野手がホームに投げたボールを内野手がカットすると言う意味ですね。

実はこのプレー。
一番最初に覚えるフォーメーションプレーで、野球は団体スポーツであると言う実感を得られるプレーでもあるんです。

 
今の塾生達にも、このフォーメーションプレーが教え込まれます。

まずは外野手がボールを受けて・・・

 
内野手がボールを貰って、すぐさまホームに投げ返します。

この時、内野手がカットする位置を指示するのがキャッチゃーの役割。

 
正確な位置でカットさせると、返って来るボールも最短距離で戻って来ます。

つまり指示が正しければボールが返って来るのも早いけど。
指示が悪いとなかなかボールが返って来ません。

 
けれども問題はそんな単純な話しでは無くて。

外野手が懸命にバックーホームして。

 
内野手が指示通りにカットしたとしても・・・

 
キャッチャーが捕らないと、何の意味もありません・・・凹

 
外野手が懸命に前でボールを捌き。

 
内野手が最短距離でカットしても・・・

 
キャッチャーが捕らないとアウトに出来ません。

 
これでもかって・・・ 思い切りバックホームする外野陣。

 
出来る限り素早くカットする内野陣。

 
スカッ






道は果てしなく遠く険しいのでした。