前祭の比ではないが思った以上に人波がある。大船鉾が注目を集めていることがあるだろう。山へ登る列は早くから並び途切れることない。
山町にはご神体や胴掛けどの装飾品を飾られ、山にの乗るのを待つ。
提灯に火が入ると祇園囃子にまじり子供たちがの“蝋燭一本どうどすか”というかわいらしいお囃子が狭い町会所や通りに響く。このお囃子、山町により微妙な違いがあるようだ。
前祭の比ではないが思った以上に人波がある。大船鉾が注目を集めていることがあるだろう。山へ登る列は早くから並び途切れることない。
山町にはご神体や胴掛けどの装飾品を飾られ、山にの乗るのを待つ。
提灯に火が入ると祇園囃子にまじり子供たちがの“蝋燭一本どうどすか”というかわいらしいお囃子が狭い町会所や通りに響く。このお囃子、山町により微妙な違いがあるようだ。
●鹿ヶ谷かぼちゃ供養 -安楽寺-
江戸中期に、安楽寺の真空上人が修業中に、阿弥陀如来から、
「夏の土用の頃、鹿ヶ谷のかぼちゃを振る舞えば中風にならない」とお告げを受け、
始まったとされる伝統行事で、毎年7月25日、中風除けに、檀信徒によって、
煮炊きした約千人分の鹿ヶ谷かぼちゃが無料で振る舞われます。
この「鹿ヶ谷かぼちゃ」は、江戸時代より鹿ヶ谷で作られている、
京の伝統野菜のひとつで、ひょうたんの形をしているユニークなかぼちゃです。
私も食しましたが、もっちりとした食感が印象的でした。
参拝していた子供の中には「甘くてお菓子みたい」との声も。
現在は、農地が減ったことから、生産している綾部市より運んでもらっているそうです。
安楽寺(通称:松虫鈴虫寺)は、浄土宗単立寺院です。
後鳥羽上皇の女御松虫(19歳)と鈴虫(17歳)が、法然の弟子である、
住蓮と安楽の説法に感化され、ひそかに出家して上皇の怒りにふれ、
二僧は死罪、法然も讃岐に流罪、両上人亡き後、「鹿ヶ谷草庵」は荒廃しましたが、
流罪から帰京された法然上人が、両上人を弔うため、草庵を復興するように命じ、
「住蓮山安楽寺」と名付けました。
寺宝の住蓮と安楽・松虫と鈴虫の木像や石塔が、悲劇を今に伝えています。
当日には、9時より1時間置きに、本堂で住職が、寺の由来について詳しく説明してくれます。
7月25日 9時~15時 拝観料500円 春と秋の特別公開日のみ拝観可。
哲学の道より東へ上がった道は大豊神社・霊鑑寺・安楽寺・法然院と続く、
隠れ名所の静かな散策コースとなっており、おススメです。
特に、木々に埋もれた法然院の境内は、暑さを忘れさせてくれます。
●きゅうり封じ -神光院-
神光院は、東寺・仁和寺と共に、京都三大弘法として有名で、
厄除け・眼病祈祷の寺としても知られています。
ここで、きゅうりによる疫病除け祈祷(きゅうり加持修業)が行われます。
病名・名前・年齢を記入した紙に、そのきゅうりを包み、家に持ち帰り、
身体の悪い所を撫でて庭に埋めると、病気を封じ込めるといわれています。
期日:7月21日・7月29日 8時~16時30分
御祈祷料:1500円(きゅうり代込)
他に、五智山蓮華寺(右京区御室)でも「きゅうり封じ」が行われます。
7月28日 12時~20時/7月29日 6時~18時 御祈祷料:1000円
<京都 好き男>
昨日は祇園祭、後祭の大船鉾が150年ぶりに姿を
現しました。部材は、まだ白木のままですが、船体の一部は
江戸時代後期の装飾品などで飾られてました。午後には「曳初め」
が行われ、大勢が見守る中、新町通を往復しました。(京都新聞より)
京都の町中は、祇園祭、後祭で盛り上がりを見せてますが、
当館、松菊園でも小さな祇園祭を感じる事ができました。
舞妓の叶笑さんが夜の宴席で来られ、祇園祭の前後に付けられる
団扇の花かんざしを挿し、いかにも涼しく、軽やかな姿に
風情を見る事ができました。
<サイダー>
お宿いしちょうの夏のおもてなし、「風のガーデン」がはじまりました!
鴨川の流れる水の音と共に、東山の稜線を眺め、涼風を感じながら、
冷たいビールと、焼きしゃぶコースで、京の夕暮れをお楽しみ下さい。
<お駒姉さん>
祇園祭のハイライト山鉾巡行。籤改め、注連縄切、四条河原町の辻回しなど見どころたっぷりの巡行ですが、今年は新町御池、巡行の最終地点で見ることに。小生が着いた9時半ころにはもうかなりのお客さんが集まっておられました。
烏丸御池を通過した先頭を行く長刀鉾の姿が徐々に大きくなりやがて新町御池の手前で止まりステップが据えつけられます。ここで長刀鉾の稚児が鉾を降りるのです。禿の二人が降りた後に強力(ごうりき)がステップを登りお稚児さんを右肩に乗せて正面を向きます。その時正面(西)、北、南と向きますが、目はキッと正面を見据え、お顔は凛とし神々しささえ感じられました。周囲からは拍手が響きます。
そしてここから山や鉾は新町通りを南へ下がり各山鉾町へ帰るのですが、この道が動く山鉾を最も近くで見れるポイント。電柱、軒先ぎりぎりを巨大な鉾が抜けるさまは正に圧巻。特に新町姉小路交差点はほんのわずかですが東西にずれていてここを通過するときに車方が車の下に筈をあてがって方向を変える時の鉾が出す軋み音は半端じゃありません。小生より大きな鉾車がすぐ眼前をとおり、見上げれば真上に矛先があります。
前懸、胴懸、見送りなども触れそうなくらい近くで見られます。人に押されながらで一つづつ鑑賞するということはできませんが、こういったものが好きな方には最適かもしれないですね。
先日くっぴーらむねさんが書いていた霰天神山の金鶏、と銀鶏です。宵山の時には飾られておりませんでした。
上の金鶏の下絵を描いた松村松篁画伯の見送り(郭巨山)
来週は後祭りです。9基の山と復活した大船鉾が前祭とは逆に烏丸御池をスタートします。
KAZ
京都三大祭りの一つ、祇園祭の山鉾巡行が行われました!
今年は49年ぶりに後祭が復活するという事で話題になり、本日も大変賑わっておりました。
本日の巡行は前祭。
後祭の巡行は24日に行われます。
暑い、熱い祇園祭を見にぜひぜひ京都におこしやす!
〈KURO〉
今日の生け花は、千年の都、京都に伝わるしきたり檜扇(ひおうぎ)だと
教えていただきました。京都では、祇園祭の期間のみ家で生ける花と
されてます。アヤメ科の多年草で黄色や橙色の花が咲きます
花びらには点々模様があり、扇状の葉からその名前が付きました。
古代、檜扇で悪霊退散したといういわれがあり、祇園祭と相まって厄除け
の花として山鉾町の軒下等に飾られます。
この生け方は、まさに扇に見えますね
花は、まだこれから咲く所です。 <サイダー>
お店の看板はこんな感じです。よさげな骨董感を醸し出してますね~。
お気に入りの本を持ち込んで読書と洒落込めば、たちまち気分はパリジャンorパリジェンヌといったところでしょうか。
烏龍茶
パリサンジェルマン シルバーステッカー |
多くの修学旅行生の方々にお越し頂いた、春からの修学旅行シーズンも終わり、
京都はいよいよ暑い夏本番。そして、祇園祭もクライマックスへ。
当館松菊園のロビーも駒形提灯を飾り、祇園囃子でお客様をお待ちしております。
さて、この「駒形提灯」、名前の由来はいろいろあるそうですが、
中央の提灯の位置を少し上めに取り付け、提灯を飾り付けた全体の形が、
「将棋の駒」のような形状に見えるから、とも言われています。
特に宵々山・宵山の二日間は、灯りがともされた駒形提灯が、
町内を華やかな雰囲気に包みこみます。ここにも「エコ」が。
この提灯の電球、従来の白熱電球が電球型蛍光灯にかわり、環境に配慮されています。
<稚児と稚児人形>
現在、山鉾に乗る唯一の生身の稚児は「長刀鉾稚児」だけです。
この稚児は、巡行の時に「注連縄切り」や「稚児舞」を行う、祭りの顔です。
その他の鉾には、生稚児(いきちご)のかわりに稚児人形が乗っている鉾がありますので、
一度、色んな鉾をご覧になってみてください。
・函谷鉾(嘉多丸君-かたまるきみ)⇒鉾に乗せた最初の人形
・月鉾(於莬丸-おとまる)⇒巡行の時は、着物の長い袖を欄縁から前に垂らしています。
・鶏鉾⇒稚児人形は鶏の天冠、面長でやや大人びた顔立。残念ながら名前はついてません。
・菊水鉾(菊丸)⇒能装束の舞姿です。黒髪おかっぱで右手に唐団扇をもっています。
・放下鉾(三光丸)⇒関節が動くので、三人の人形方によって、稚児舞を演じます。
<御旅所と神幸祭・還幸祭>
四条寺町南側に御旅所があります。
普段は京土産の販売所になっているので、少し分かりづらいかも知れません。
御旅所は、八坂神社の御神霊を迎えるための場所だそうです。
・神幸祭⇒前祭の山鉾巡行が済んだ17日の夕刻に、
中御座(スサノオノミコト)、東御座(妻のクシナダヒメノミコト)、西御座(8人の子供達)、
の三基の神輿が八坂神社を出発、各町内を回って夜9時頃に御旅所に到着します。
神輿はこの夜から7日間、留まります。
・還幸祭⇒後祭の山鉾巡行が済んだ24日の夕刻から、
三基の神輿は、氏子区域をくまなく回って八坂神社に戻ります。
前祭の山鉾巡行⇒神幸祭⇒後祭の山鉾巡行⇒還幸祭
これが祇園祭の姿と言われています。
「動の前祭」「静の後祭」をお楽しみ頂ければと思います。
<京都 好き男>
先日、伏見稲荷に行ってきました。京都に住んで20年ほどになりますが、初めて訪れました。有名な「千本鳥居」をぬけて先へ先へ歩みを進めましたが想像以上に長く山を下りた頃には膝が笑い翌日には筋肉痛で、日頃の運動不足を痛感させられました。修学旅行シーズンも終わり学生さんの姿は減りましたが、境内にはまだまだ多い参拝客(見学客?)が多く、多国籍な言葉を耳にし、日本語が少ないなーと感じるくらいでした。稲荷山を歩かれるときは体力をつけ、もちろん飲み物もお忘れなく。
私どもからお稲荷さんへは京阪電車・神宮丸太町駅から約10分伏見稲荷駅下車すぐです。因みにこちらからの道は実は裏参道。お店が並んでおります。本町通り(お稲荷さんの前を南北に貫く通り)を南へ歩いて3分位の所にあるJR稲荷駅前にある鳥居が表参道なんですね。参拝の道順にこだわる方はご注意を!
JR稲荷駅前表参道鳥居
松井でした(^_-)-☆