こだわりの農業

土作りから栽培・収穫まで無農薬・無化学肥料(自然農法)で露地草生栽培を実践するわが家を紹介します。

スローフードとわが家のこだわりの関係

2006-11-07 23:48:44 | きょうのひと言
巷でここ数年でよく耳にする言葉、「スローフード」と「ロハス」。
ウェブ上では、これらに関する多くのページを見ることが出来ます。
見れば見るほど、違いはなんだ?との思いが強くなって来ます。

作物を栽培する農業と「スローフード」や「ロハス」の間に接点があるような気がして暇を見てはいろいろ調べていたのですが、最近ひとつの結論?に行き当たりました。私の出した結論(答え)は、”どちらも根っこは同じ”、というものです。
微妙に表現や解釈に違いがあるようにも一見見えますが、言葉をよ~く吟味(言葉の意味や言いたいことなど)してみると、根本的な考え方に大差がないように思えるのです。

環境gooのスローフードのページを見ると、こんな記述があります。
”スローフードとは、「食べる喜びを人々の権利として求めること」「味の画一化や食べ物の同質化に反対して伝統を守ること」というスローフードのコンセプトは、言葉を換えれば「より安全で美味しい物を食べれば、人は持続的に健康を手に入れることができる」ということに他ならない。

”わが家がこだわる「農薬や化学肥料を使わず、堆肥をはじめとする有機資材を使って土作りに力を入れ、旬のものを育て収穫をする。無理な加温をせず、自然に逆らわない作物栽培をする」なんてこと自体が、”ロハス”であり、そこで育った作物が”スローフード”。ついでに、”自然とのふれあい”を多くの人と共有したいので農業体験や収穫体験を受け入れる。
こんなふうに自分なりに解釈をしたら、何かがひとつに繋がったような気がしました。

この私の考えの延長として、先ほど「スローフード築地」へ入会申込書をfaxしました。入会によって地域はもちろん、国内をはじめ世界に広がっている「スローフード」の情報を入手し、それを自分の(わが家の)解釈で実践してみようと考えています。同時に、きっと新しい仲間に巡り会うことが出来ると思います。それがまた楽しみです。
個人の”小さなこだわり”が、世界に飛び出した!かなりオーバーな表現ですが、本当に今そう思っています。”まずやってみる”というわが家のコンセプトが、またひとつ実現した夜です。
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