いろんな人がいろんな方法を唱えている土作り。
農家の方々は、みんな相応の考えを持って独自に取り組んでいるはずです。
うちの場合は、
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基本的にはごらんのように、枯れ草をすき込んだり刈り取った雑草を株元へ敷き詰めたりして、
「畑で生えた草は畑で使う」が信条です。
雑草を使うと”雑草が生える”とよく言われますが、確かに雑草は生えます。
でもビックリするほど生える訳じゃあありません。
それどころか、雑草や雑草の枯れ草を分解するために様々な虫が現れます。
まず分解初期はダンゴムシの登場!
続いてミミズ。
作物を植え付けたら、その株元をマルチしてやるように雑草や枯れ草を敷き詰めます。
そうすると雑草の生えも少なくなるし、敷き詰めた草を分解するためまたダンゴムシやミミズが現れてきます。
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土に雑草や枯れ草を敷き詰め、それが分解されてきたら今度は牛糞堆肥や鶏糞を投入。
投入量は、大体1㎡あたり牛糞堆肥・鶏糞とも約300gくらいです。
ほとんど入れていないような量です。
でも雑草や枯れ草を分解して堆肥にしてくれ、さらに雑草などでは供給できない成分を土の中にもたらしてくれます。
ほとんどの作物は、これだけの作業(まあ、コレを年間を通じてやっていますが)で育ちますし、
根の張りも食食味も良くなります。
私もはじめの頃は、有機農法や土作り関係の本を結構読みました。
そしてその本の内容を”参考にして”いまの方法を作り上げました。
近所には無農薬・無化学肥料で野菜を作る人は全くおらず、栽培方法についてのアドバイスはほとんど受けられなかったのですが、
土作りに力を入れている人が何人かおり、堆肥の作り方などは結構教えて貰いました。
独学=本や資料の活用、見学=実際の様子を見せて貰う を通じて、
無農薬・無化学肥料でも無肥料に近い水準で作物を作ることがいまできています。
さらに品種選びや作付時期を念入りに検討することで、慣行農法と同等かそれ以上の出来映えの作物がとれます。
試行錯誤はいまも続いています。
完成形は無いのかも知れません。
でもこの3.4年は、比較的土作りがうまく行っています。
毎年微妙に天候が違うので全く同じ環境ではありませんが、ほぼ出来映えは例年通りになっています。
気候の変化にもほとんど影響を受けず、元気に育っています。
頭でっかちにならず、失敗を恐れない行動がこのような結果をもたらしてくれたのだと思います。
最低限の基礎知識、それは書物から。
あとは経験がものを言うのかも知れません。
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農家の方々は、みんな相応の考えを持って独自に取り組んでいるはずです。
うちの場合は、
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基本的にはごらんのように、枯れ草をすき込んだり刈り取った雑草を株元へ敷き詰めたりして、
「畑で生えた草は畑で使う」が信条です。
雑草を使うと”雑草が生える”とよく言われますが、確かに雑草は生えます。
でもビックリするほど生える訳じゃあありません。
それどころか、雑草や雑草の枯れ草を分解するために様々な虫が現れます。
まず分解初期はダンゴムシの登場!
続いてミミズ。
作物を植え付けたら、その株元をマルチしてやるように雑草や枯れ草を敷き詰めます。
そうすると雑草の生えも少なくなるし、敷き詰めた草を分解するためまたダンゴムシやミミズが現れてきます。
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土に雑草や枯れ草を敷き詰め、それが分解されてきたら今度は牛糞堆肥や鶏糞を投入。
投入量は、大体1㎡あたり牛糞堆肥・鶏糞とも約300gくらいです。
ほとんど入れていないような量です。
でも雑草や枯れ草を分解して堆肥にしてくれ、さらに雑草などでは供給できない成分を土の中にもたらしてくれます。
ほとんどの作物は、これだけの作業(まあ、コレを年間を通じてやっていますが)で育ちますし、
根の張りも食食味も良くなります。
私もはじめの頃は、有機農法や土作り関係の本を結構読みました。
そしてその本の内容を”参考にして”いまの方法を作り上げました。
近所には無農薬・無化学肥料で野菜を作る人は全くおらず、栽培方法についてのアドバイスはほとんど受けられなかったのですが、
土作りに力を入れている人が何人かおり、堆肥の作り方などは結構教えて貰いました。
独学=本や資料の活用、見学=実際の様子を見せて貰う を通じて、
無農薬・無化学肥料でも無肥料に近い水準で作物を作ることがいまできています。
さらに品種選びや作付時期を念入りに検討することで、慣行農法と同等かそれ以上の出来映えの作物がとれます。
試行錯誤はいまも続いています。
完成形は無いのかも知れません。
でもこの3.4年は、比較的土作りがうまく行っています。
毎年微妙に天候が違うので全く同じ環境ではありませんが、ほぼ出来映えは例年通りになっています。
気候の変化にもほとんど影響を受けず、元気に育っています。
頭でっかちにならず、失敗を恐れない行動がこのような結果をもたらしてくれたのだと思います。
最低限の基礎知識、それは書物から。
あとは経験がものを言うのかも知れません。
![]() | 解説 日本の有機農法―土作りから病害虫回避、有畜複合農業まで |
涌井 義郎,舘野 廣幸 | |
筑波書房 |
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