こんな感じで、連休中フルーツトマト(レッドオーレ)を植えました。
あれから1週間ちょっとたったいまは、こんな感じです。
植えたあと吹き荒れた強風によって、こんな感じ。
苗が倒されています。
でもこれって毎年のこと。
ここら辺は、連休が明けると毎年台風並みの強風が吹き荒れます。
今年も例年通り案の定吹きました。
苗は倒れてはいても1本も折れてはいません。
それどころか花芽も丈も順調に大きくなっています。
見た目は無残に見えるかも知れませんが、本当に無残なのは苗が強風で折れてしまうこと。
うちの育て方は、自然に逆らわないのがキホン。
無理に逆らって天罰を食らうくらいなら、自然に任せるのが一番と考えています。
だから植えたときに支柱を立てない。
強風が吹くのをわかっていて、それに逆らって無理に立ち続ける(させる)ことは、
かなりのリスクが伴います。たとえば、想像以上の力がかかったとき確実に折れる。
ならば風の力を逆手にとって、ゆっくり根元から倒して貰っちゃう。
もともと小さな苗です。だから基本的には強風には強い。だって風を受ける表面積が小さいんですから。
苗は植えて数日で活着し、大きくなろうとします(大きくなり始めます)。
そのとき表面積もどんどん大きくなって行きます。
要するに、風に対する抵抗がどんどん大きくなってくるわけです。
そうすると強風が吹いたとき、風を受ける表面積が大きくなっているので茎が折れやすくなるわけです。
見た目は支柱を立てた方が確かに良いと思います。
でも見た目のために苗をダメにしては元も子もありません。
だからうちでは、6月の声を聴くまで(強風が収まる頃です)支柱を立てず地はいで育て、
丈高がだいたい70cmをこえた頃に支柱を立てます。
自然に任せて育てられた作物(植物)は、結構強いものです。
ヒトも植物も、過保護はのちの生長の為にならないということだと思います。