食の安心安全について。
食品安全委員会委員長 見上 彪氏のコラムを読んでハッとしました。
なんのためらいもなく、「無農薬・無化学肥料=安全」と思い込んでいたところがありました。
「もともと100%安全な食べ物はない」
確かにそう思います。
いくら理化学検査や細菌検査、
近頃では放射能濃度検査をしてもそれはデータに基づいた科学的根拠のある”物理的”に「安全」であるだけ。
一方で「安心」は科学的根拠が皆無。
人はいくら「安全」と言われても受け入れないことがあります。
このことから、
「安全=安心」ではないと言うことが言えると思います。
では、うちが目指すものは何か?
それは、「安心」です。
というより、「安心感」の方が正しいかもしれません。
どれだけ栽培履歴を列挙しても、
本当かどうかは、書いた本人しか解りません。
無農薬と言って農薬を使っても同様です。
しかし日頃栽培や作業の様子を小まめに紹介することで、
作物の様子はもちろん生産者の人柄なども伝わると思います。
これを積み重ねて行くことで、消費者の方々との信頼関係を築くその先に「安心感」が芽生えてくる。
今後わが家は、信頼の上に成り立つ「安心感」を提供することに一層力を注いで行こうと思います。
良いことばかりではなく、嫌なことも今まで以上に紹介して行きます。
もちろん根拠のある「安全」を前提として。
みなさん、今後ともよろしくお願いしますね。
http://www.fsc.go.jp/sonota/14gou_8.pdf
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