何ができるか、色々試し中。
このセーリングカヤックは、前後左右で計4人乗れる(外海には2人だが)し、風を味方につけるとパドリングよりも距離を稼げるので、漕ぐことはちょっと、という人もそこそこの距離をツーリングできる。すると貸切での周遊も可能になるし、初心者ツアーでは行けない穴場の浜でのランチやシュノーケル、あるいはキャンプも射程距離に入る。
また旅するにおいても可能性が広がる。シーカヤック旅には50キロ問題、あるいは70キロ問題というのがある。1日、日中漕ぎ続けて行ける距離の限界がそれくらいということで、さらに風や波の状況によってはそれ以下になる。すると行ける範囲も限界が出るし、さらに真面目にひたすら漕ぐばかりを余儀なくされ、途中で漁村に寄って漁師に話しを聞いたり、寄り道する余裕がなくなりがちになる。もちろんそういうことも想定して旅するわけだけど、その限界を超えた旅をしたくなることもある。特に、訪れた先の陸もいろいろ見て回って文化に触れる旅を。
そういうことを考えての導入。もちろん限界を超えると新たな危険性も出てくるわけだけど、それも含めていろいろ試し中。