来たる6月26日(日)、当店アイランドストリームにてシーカヤックの「パドリングスキル講習」スクールを開催します。基本的な漕ぎのスキルから、転覆時の再乗艇としてのセルフレスキュー、グループレスキューを身に着けていただきます。
講習の詳細はこちら。
初心者から中級者レベルの方まで、とくに我流でやっていると知らぬ間に良くないフォームが身についてしまっていたり、「こういうものだろう」と勘違いしたままやっていたりすることがよくあります。またレスキューなどはは、「また今度」「次の機会に」と思いつつ、先延ばして練習しなかったり、あるいは「できるだろう」と思いこんでいるけれど、実はできなかったりすることも多々あります。
・最初に基本を身に着ける
・忘れてしまっている大事なことを今一度おさらいする
前者は初心者の方、後者は経験者の方に当てはまることですが、この夏場以降に安全にパドリングを楽しめるように両者に共通する要点を今回お伝えします。
なお今回、基礎のおさらいという意味もこめて、湯浅湾をホームフィールドとする艇庫会員様は1000円(保険代のみ)でご参加いただけます。
来週の6月18日(土)に、白崎海岸~由良海岸へツアーを開催します。
白崎海岸とは、真っ白な石灰岩の岩山がそびえる、惑星的スケールを想わせる圧倒的な迫力を持つ岬です。
遥か昔から遠く紀伊水道を行き来する船のランドマークになり続けた岬の岩々に、海から接近します。近づけば近づくほど、こんな造形を作り出した地球という星のすごさにただただ感嘆させられます。
また、ケムリ島、ヒジキ島、蟻島と並ぶ由良の沿岸の断崖絶壁やロックガーデン(岩礁地帯)の合間をすり抜けながら進みゆくことも楽しいものです。
12日(日)の産湯海岸ツアーと並んで、中紀の海の素晴らしさを存分に味わってもらいたくて開催するツアーです。予約受付中。詳細は
http://islandstream.la.coocan.jp/shirasakitour.html
今週末12日(日)、中紀・産湯海岸でカヤックツアーを開催します。
南紀と違い観光地化されていない中紀には、あまり人の来ない、ほとんど誰にも知られていない、穴場的なフィールドが隠されています。中でも産湯海岸は、半島状になった地形の先端部にあり潮通しがよく、しかも川の流れ込みが少ないせいか、抜群の透明度を誇る海となります。沿岸には亜熱帯植物の「アコウの木」も生え、太陽光線の強さとあいまって、南国的な風情が漂っています。ここの南国感は、南紀とも、熊野とも違う独特のもので、一日周遊すると深いトリップ感が味わえます。
また美しい入り江や、野性的な断崖絶壁があり、いつ来てもパドリングする者の目を飽きさせません。
その日のコンディションによって、周囲の山々の緑がより濃密に感じたり、漂う潮の香りに黒潮の息吹を感じたり、五感に訴えかけてくるポイントが変わってきますが、さて今回はどんな海が待っているか、楽しみです。