秋のカヤックトリップツアーの日程

　お待ちかねの方も結構いらっしゃると思いますが、通常の湯浅湾以外での秋のカヤックトリップツアーの日程が決まりましたので、ここに記しておきます。

　どれもイチオシなのですが、特に今回は10月5日（火）～7日（木）の「高知県西南岸2泊3日ツアー」と、10月30日（土）～31日（日）の「内田正洋氏といくやびつ海岸キャンプツアー」が、新たにラインナップに加わった企画ツアーで、超お勧めです。

　詳細は各リンクをクリックして、
　ブラウザのバックボタンでまた戻ってきてください。
　ひとつひとつのツアーを、たくさんの写真を交えて、言葉を選んで紹介していますので、見ているだけでもトリップできると思います。で、もちろん実際に行ってみると、新しい発見に心ふるえることでしょう。

　もちろん全部参加できる人はなかなかいないでしょうが、本当に興味ある人は何年かに渡ってでもいいから、これらのラインナップを一通り体験されることをお勧めいたします。紀伊半島と四国、両者とも黒潮の影響強い濃密な自然が特徴のエリアですが、シーカヤックを漕ぐことによって体感的に、徐々にそのエッセンスが体に刻みこまれます。ひとつひとつのフィールドが、パズルの一片のようなものです。ひととおり体験してみると、パズルひとつひとつが自分の感覚の中で当てはまり、ひとつの連続した「感性のマップ」が描かれ、心の中で生き生きと脈打ち始めることでしょう。

　自分の生まれた国の、あるいは育った文化圏の、
　その自然の本当の姿が見えてくるというものです。
　基本的にはそういう意識で、ラインナップを揃えています。
　感性豊かなるカヤックトリップの魅力をあなたもぜひ。

9月2日（木）　産湯海岸ツアー
http://homepage3.nifty.com/creole/ubuyutour.htm

9月5日（日）　日高川ツアー
http://homepage3.nifty.com/creole/hidakagawa.htm

9月7日（火）　南紀・みなべ海岸ツアー
http://homepage3.nifty.com/creole/minabe.html

9月9日（木）　湯浅南岸・シーカヤック＆ミュージックツアー
http://homepage3.nifty.com/creole/sirakuro.htm

9月14日（火）　南紀・田辺湾ツアー
http://homepage3.nifty.com/creole/tanabewantour.htm

9月16日（木）　南紀串本・シーカヤック＆サンゴ礁シュノーケルツアー（ワンデイ）
http://homepage3.nifty.com/creole/kusimototour.htm

9月23日（木・祝日）　産湯海岸ツアー
http://homepage3.nifty.com/creole/ubuyutour.htm

9月26日（日）　熊野川ツアー
http://homepage3.nifty.com/creole/kumanogawatour.htm

10月5日（火）～7日（木）　高知西南岸シーカヤック＆サンゴ礁シュノーケルツアー
http://homepage3.nifty.com/creole/oodou.html

10月16日（土）　日高川ツアー
http://homepage3.nifty.com/creole/hidakagawa.htm

10月19日（火）　南白浜ツアー
http://homepage3.nifty.com/creole/minamishirahamatour.html

10月30日（土）～10月31日（日）　内田正洋氏といく、やびつ海岸キャンプツアー
http://homepage3.nifty.com/creole/oct3031tour.html

11月20日（土）　南白浜ツアー
http://homepage3.nifty.com/creole/minamishirahamatour.html

11月23日（火・祝日）　名張・青蓮寺湖紅葉ツアー
http://homepage3.nifty.com/creole/shourennji.htm

12月4日（土）　徳島・ひわさツアー
http://homepage3.nifty.com/creole/hiwasatour.htm

12月12日（日）近江八幡水郷ツアー
http://homepage3.nifty.com/creole/suigoutour.htm

感謝

　連日、湯浅湾シーカヤックツアーで忙しい日々ですが、しんどい半面、ものすごく楽しいと言いますか、非常に充実した毎日を過ごさせていただいております。
　特に参加されるみなさんが素敵な方ばかりで、みなさんの笑顔にパワーをいただいています。
　一日のツアーも終わりにさしかかると同時に、だんだんひとつのグループとしての一体感が生まれ、このままの時間がずっと続けばいいのにな、と思う瞬間もあります。

　また、「楽しかった」というご感想のメールを律義に送って下さる方もいらっしゃって、本当にありがたいと言いますか、まだまだ至らない当方にはもったいないばかりだぜとも言いますか、もっともっといいツアーをしなきゃいけないなという気持ちでいっぱいになります。
　参加されたみなさん、この場でも改めてお礼を申し上げます。

　しんどいのと比例して、
　やりがいある、実に面白い仕事だなと実感します。

　今年の夏期は「かっちゃん」という、浜松からのシーカヤッカーがサポートガイドに来てくれています。
　ボブ・マーリーも顔負けのドレッドヘアーが特徴の、
　ヒッピー系ワールドワイド旅人カヤッカーです。
　ハワイ・カウアイ島帰りのニイチャンで、
　ガンジス川やメコン川を下ったりしているおもろい奴です（よろしくです）。

　もちろんぼくも負けじとワールドカヤックトリップ野郎なのですが、本当にカヤックで旅をしている奴同士がこうやって一緒に仕事する機会ってなかなかないことですので、残り少ない夏期のツアー中、シーカヤック旅や海や地球や宇宙とかについての濃ゆい話をドンドン、フリートークで語ってゆこうかと思っています。
　シーカヤックって、最低１カ月以上海旅をして初めて分かる世界ってのがあります。
　海ってのは非常にグレイトなる場所で、そいつと繋がるコンセントがシーカヤックってやつだからね。
　他のツアーではまず聞けないだろうそんな話も、ツアー中差し挟ませていただいております。

　また、日によっては地元のシーカヤッカーや、いろんな場所からのシーカヤッカーがサポートに駆けつけてくれます。

　みなさん、ぜひアイランドストリームに遊びにお越しください。

タラソテラピー効果

　水温の高い真夏は、
　全身で海と触れ合うことができるのが、
　何よりの魅力だ。

　人間の体液の成分は、海水のそれとほぼ同じだと言われているが、実際シーカヤックでツーリングしたり、人の来ない浜でシュノーケリングしたりして一日たっぷり夏の海で遊ぶと、本当に海のリズムと同化したような心地になれる。

　海水浴場のブイの外側に出て水平線に漕ぎ出でてみると、
　もっともっと魅惑的な、
　本物の海の世界がワイド＆オープンに広がっている。
　そいつと繋がる、アイランドストリームの湯浅湾シーカヤックツアー。


和歌山・湯浅湾には大小さまざまな洞窟が無数にあるけれど、実際にシーカヤックで近づいてみると実にいろんな表情があって面白い。


夕暮れ時の美しい海景、この後ナイトツアーに突入。


潜り抜けできる洞窟もある。シーカヤックでしか入れない、ならではの醍醐味。


ロックガーデンをすり抜けるように進むのも最高だ。


岩肌すれすれに進む味わい深いワイルドフィーリング。


透明度の高い洞窟では、海水のカラーが光の入射によって微妙に変化し、非常に美しくたゆたう。


一瞬一瞬表情を変える夕暮れの海景は泣けてくる。

ミッドサマー・ブルース

　昨日の湯浅の海は、海景全体に透明感があり、何やら秋を想わせる一日だった。
　特に空の雲と水平線に、その気配を感じさせた。
　太陽光線はまだまだ真夏特有のギラギラ感そのものだけど、西日がやや傾いた時の光線具合も、微妙に「秋」の気配を帯び始めてきている。

　仕事で毎日海に出るのはしんどくもある季節だけれど、
　ヒジョーに微妙な季節の移り変わりを肌で感じ取れるのは、いい。

　と言っても日中のギラギラ感は当分続く。
　真夏のシーカヤックについて書いたエッセイがありますので、よろしければご参考までに。
　http://homepage3.nifty.com/creole/midsummer.htm