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美浜町の御崎神社になにげにいくと、ポリネシアがフラッシュバック。背後に山、南側すぐに太平洋という位置関係と、光溢れる雰囲気があいまって、タヒチ島のマラエ(祭祀場)の空気そっくり。あっちはカヌー航海の安全を祈願しているが、こっちは日御碕を通る船舶の航海をまつってるところも通じ合う。環太平洋祭祀文化圏を想う。
鹿児島以南の島々のお面は南に行けば行くほどパプアニューギニアあたりのメラネシア的要素があり、一方北のものは大和や大陸系の影響が強まっていたりして、その南北の文化の波のせめぎ合い、重なり合いが垣間見れて面白い。その中で最も北に位置する甑島なんかはもろにナマハゲとからさらに北方の要素も入ってる。沖縄のそばにある与論島ではあえて大和と琉球の要素を掛け合わせた十五夜踊りってのが習俗化していて、島の指向性が表出されている。日本は思っている以上に多様で開けた世界だがそれは琉球弧の黒潮文化が屋台骨となっている。
黒潮の道を通すと、アジアや太平洋地域の文化が一繋がりのものに見えてきて、面白い。
その中にある日本列島。
島々の連なりとしてみると、その重層性がよくわかる。
ヤポネシアというやつですね。