プリミティヴクール

シーカヤック海洋冒険家で、アイランドストリーム代表である、平田 毅(ひらた つよし)のブログ。海、自然、旅の話満載。

パラオ・カヤックトリップ ~もし太平洋性なるものがあるのならば~

2017-04-29 22:29:11 | パラオ・カヤックトリップ

「Kayak」誌の最新号入荷。

 今回、僭越ながら私の記事「パラオ カヤックトリップ〜もし太平洋性なるものがあるのならば」を巻頭に掲載していただきました。太平洋のスピリットを求める旅、ポエジーを大切にしつつ気持ちこめて書きました。

 カヤック専門誌ですが、別にカヤックに興味なくても海、自然、旅に興味あったら誰でも楽しんでいただける内容です。うちの店で販売してますし、800円外税プラス送料でお送りもできますので興味あるかたはぜひ連絡ください。
 メールアドレス sunnyrain@nifty.com
 
 まあこの雑誌は好きなように書けるのがいい。
 好きなように書いてない記事なんておもろないですからね。
 だから昨今の雑誌ておもろないのですが。

 この「パラオ・カヤックトリップ」の記事はおもろいですよ。


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湯浅湾 海体験フェスタ

2017-04-28 00:06:08 | パラオ・カヤックトリップ

 またまたイベント告知。
 6月10日(土)~11日(日)に海体験フェスタ開催。

 カヤック&SUP体験。ダンス・ワークショップ。音楽ライヴ。スライド&トークショー。キャンプ。カヤック島渡り、クラフト体験などの各種プログラムを通じて、海の息吹、地球の鼓動とひとつになるイベントです。


「全身を楽器にして、海の声を聴こう」を合い言葉に、カヤック&アウトドアのプロフェッショナル「アイランドストリーム」、音楽ユニット「YURAI」、地元の食材にこだわったメニューが自慢の「The 7th Sense Cafe」、この3者がコラボしました。 

 イベント詳細は下記サイトにて
http://islandstream.la.coocan.jp/june2017.html


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スライド&トークライヴ無事終了&次回予告

2017-04-22 19:54:25 | パラオ・カヤックトリップ

 昨日、和歌山市のGuesthouse RICOで開催しました、
スライド&トークライブ「世界の海を旅する カヤックトリップ紀行」、
 おかげさまで無事終了いたしました。
 ご参加者の皆様、ありがとうございました。


 なお、次回は5月26日(金)19:00~、
 和歌山湯浅町の当店アイランドストリームにて、
「紀伊半島の海と世界の海」というテーマで、
 同様のスライド&トークライヴを行います。
 内容はいくらか重複しますが、大半違う内容の話になるかと思います。
 案内はまた作成次第アップします。


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もし「太平洋性」というものがあるとするならば

2017-03-31 00:58:50 | パラオ・カヤックトリップ

太平洋を中心として地球を見るとすべての大陸が消え、完全に水の惑星になる。漆黒の中の輝くブルー、この色合いがとても好きだ。宇宙の中でもハンパない存在感を放つ太平洋ってすごいなと思う。

この星を水の惑星たらしめる「太平洋性」、もしそんなものがあるとするならば、「カヤック」という楽器のように敏感な乗り物を使ってそいつを捉えてみたい。

そんなことをふとしたときに考えるって変かなと思いつつ、思えば太平洋の波音を聞きながら暮らしてるし、またよく太平洋の海岸線を旅したりしている。そんな流れで先月もミクロネシアのパラオをカヤックトリップした。
もしかしたら太平洋を感じる旅というのは一つのライフワークなのかもしれない。

というわけで今回のパラオトリップの紀行をどこで発表しようかなと思っていたけど、結局好きなように書ける媒体ということで次号4月末日発売の「KAYAK」誌で発表することにしました。といっても締め切り近いがまだ1行も書いていない。非常に汗。
雑誌、興味ある方はアイランドストリームでも販売していますのでメールに連絡ください。別にカヤッカー向けに書いているというより、海や地球や自然や異文化に興味があるすべての人に向けて書くというのがぼくのスタンスです。
sunnyrain@nifty.com


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パラオ・カヤックトリップの雑誌原稿

2017-03-23 13:35:21 | パラオ・カヤックトリップ

 さて、先月に行ってきましたパラオへの単独カヤックトリップの詳細記事ですが、次号4月末実発売の「KAYAK」誌に掲載することになりました。ブログでも詳細を書こうと思っていましたが、ブログという形式ではどうも時系列や話の流れ、写真の配置などがうまくレイアウトしずらいため、やはり雑誌記事という形で発表いたします。

 ということで、興味のある方は4月末実発売の「KAYAK」誌をご予約いただくことも可能です。メールにてその旨をお伝えいただき、配送先のご住所、指名、電話番号を送っていただければ、発売と同時にお送りいたします。なお、代金は雑誌代¥800プラス消費税に送料¥200となります。面白い記事になっているかと思います。
 メールアドレスはこちら sunnyrain@nifty.com
 よろしくお願いいたします。


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カエルの目

2017-03-02 23:46:05 | パラオ・カヤックトリップ

 南国へカヤックトリップした際にいつも試してみるのが、半分空中、半分水中という写真。いわば「カエルの目線」。防水ハウジングに入れたデジカメでレンズを半分だけ水中に漬けて撮る。これはもう技術もうんぬんも関係なく、ただただ撮りまくるのみ。たくさん撮れば撮るほど数打ちゃ当たる。
 ところが今回、パラオではあんまりうまくいかなかった。
 サンゴがいい感じで映ってるものがなかった。
 唯一、マシかなというのがこれ。上の写真。

 ちなみに過去最もうまくいったカエルの目線は、2011年に旅したフィジーの離島・カンダブ島にて。
 下のこれらの写真がそう。
 相当浅いところまでサンゴが群生している場所でのみ、これが可能となる。

 淡路島と同じくらいの大きさで、道がほとんどなく、海からしか行けない村が点在する南太平洋の秘境・カンダブ島。
 また行きたいものだ。

 


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パラオ・カヤックトリップから帰国

2017-02-27 23:05:47 | パラオ・カヤックトリップ

パラオでカヤックを借りてテント、水、食料、釣り具、マスク、フィンを積み込み、2週間キャンプトリップして先日帰国。6日目が結構やばかった。突如熱帯低気圧が発生し、夜中に爆風が吹き荒れる。やばいなとテントとカヤックを小屋下に移動させた1時間後くらいに、さっきまでテント張ってた場所に太い木の枝がバッターンと倒れてきた。3枚目の写真がそう。
 まあ運というより、トリップ中は動物的勘が働くらしい。予想通りの倒れ方だった。 

 パラオは太平洋戦争の激戦地の1つだったけれど、今回、太平洋戦争とか大東亜共栄圏って一体何だったんだろうと省察するのが1つのテーマだった。毎晩うだるような暑さの中、テントで汗だくになりながら戦記などに読みふけっていた。
 特に印象に残ったのは、第二次大戦中、日本軍の上層部は初期のミッドウェー海戦の敗北ですでにこの戦争には勝てないと悟っていたらしい。予定ではミッドウェーで快勝した後、講和に持ち込んで戦争を終わりにしようと考えていた。だけど結果が逆になり、ずるずると戦争は続いてゆく。連戦連敗が続き、サイパンも陥落し、あとは1億総玉砕で相手に気色悪く感じさせ戦意喪失させ、向こうが戦争をやめるのを待つしか手はないと。
 戦術なんてものはもうない、と。
 というわけで、大本営は連勝に次ぐ連勝と、あえてウソのアナウンスをし続けた。
 民のことなんて全く考えてない戦争だった。
 
 で、色々考えさせられた。今のマスメディアも大本営にかなり似たところがあるし(芸能ニュースとかでギャアギャア騒ぎ大事な問題に煙幕を張るところとか)、政府は民のことを考えているようにはとうてい見えんし、この地震活動活性化時代に原発再稼働させるなんて一億総玉砕みたいなもんだし、日本てあの時代から果たして変わったのだろうか、と。


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