プリミティヴクール

シーカヤック海洋冒険家で、アイランドストリーム代表である、平田 毅(ひらた つよし)のブログ。海、自然、旅の話満載。

文化についての考察

2024-10-26 21:52:00 | 新聞記事



毎日新聞連載コラム「シーカヤックで地球再発見」89回めの今回はタヒチのカヌー文化についてです。日本のアウトドアのどのジャンルもレジャーや体育の領域を超えて次の領域に押し上げていかなきゃいけない段階にきていると思いますが、その一つのヒントになるような文化について考察した話。
 ご興味ありましたらどうぞご一読ください。

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カヤック旅で出会う普通の人々

2024-10-02 12:54:39 | 新聞記事

 毎日新聞連載コラム、88回目はタヒチ・フアヒネ島での話です。

 カヤック旅っていうと、死にかかって命からがら助かったとか、とんでもない変な人物に出会ったりとか、妙なトラブルに巻き込まれたりなど、ドラマティックなエピソードを旅話として期待されがちだけど、やってる人間としてはそういうのは別にそれほど面白いわけでもない。

 むしろ地味な、その土地に固有の自然の鼓動に触れたりとか、あるいは絶対にニュースになど出てこないような普通の人々の日常を垣間見るような出会いの方がはるかに面白い。そしてカヤックとは、そういうことを得意とする旅のツールだ。基本人間も、ニュースに出てくるような人物より、普通の人の方が面白いという真理が、カヤック旅をするとよくわかる。
 というわけで、興味があればどうぞご一読ください。

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人間世界の最果て

2024-09-02 20:29:00 | 新聞記事



 毎日新聞連載コラム「シーカヤックで地球再発見」、87回目の今回はタヒチ・ランギロア環礁です。地球の果て、いや、人間世界の最果てを感じさせる、この世の空間とは思えない美しい場所です。興味ある方はどうぞご一読ください。


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オールドタヒチの感覚残る島

2024-09-02 20:24:00 | 新聞記事



 毎日新聞連載コラム「シーカヤックで地球再発見」、86回目の今回は、タヒチ・タハア島です。まあ、素晴らしい島です。もしよろしければご一読ください。


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ライアテア島と那智勝浦

2024-09-02 20:19:00 | 新聞記事



 毎日新聞連載コラム「シーカヤックで再発見」、8年目に突入の今回はポリネシアの最重要聖地であるタプタプアテアのマラエについてと、そこと似たフィーリングを持つ那智勝浦の寺の話です。興味ありましたらどうそご一読ください。


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外洋の瀬戸内海

2024-06-20 17:37:00 | 新聞記事




毎日新聞連載コラム「シーカヤックで地球再発見」84回目の今回は、外洋の瀬戸内海って感じの海についてです。よろしければご一読ください。

 この連載、次回で8年目に突入、まあ10年は続けたい。あとはまとめて加筆して写真増やして本にしよう。その短さのコラムの連なりは、あんまり本読まん人に対して伝えたいことを伝えるには、ちょうどいいか。

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風が強くて木が曲がる

2024-05-19 09:11:00 | 新聞記事



 毎日新聞連載コラム「シーカヤックで地球再発見」、81回目の今回は、五島列島の野崎島についてです。
 風が強くて木々が曲がってるところなどは、ローリング・フォーティーズと呼ばれる強風が吹く、ニュージーランド最南端のスチュワート島などを彷彿とさせる。
 興味のある方は、どうぞご一読ください。


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開くべき価値観

2024-04-25 21:48:00 | 新聞記事



毎日新聞連載コラム「シーカヤックで地球再発見」80回目の今回は南紀串本大島・樫野崎です。ぼくの考える、海をゆくカヤッカーが開いてゆくべき価値観について触れています。興味がある方はどうぞご一読下さい。

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黎明期として

2024-04-25 21:46:00 | 新聞記事




 毎日新聞連載コラム「シーカヤックで地球再発見」、79回目は台湾南部の話。ここに出てくるlafin sawmah氏はアミ族の木工芸術家で、YouTubeにも上がってるが、自然の本質を内奥で捉えた実にいい作品を作る。しかし残念なことに昨年6月に亡くなった。

 ぼくは彼が生きてたら間違いなく兄弟分みたいな友達になってただろうと直感する。運良くまだ生きている者として、彼の遺志を継いでいきたい。この冬に行ったポリネシアの旅も、彼のスピリットに捧げている。

 古代に隆盛を誇り、近現代にいったん駆逐され、前世紀末から今世紀になって再び復興してきた自然文化としての環太平洋カヌー文化は、今まさに黎明期そのものだ。ぼくなりの感性で、一つのスタイルを探求していきたい。


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枠組みを越えて

2024-04-25 21:42:00 | 新聞記事


 
 毎日新聞連載コラム「シーカヤックで地球再発見」、今回は台湾の蘭嶼島についてです。これはポリネシアのカヤック旅と繋がっています。よろしければご一読ください。

 ちょっと硬い言い方をすると、環太平洋にまたがるカヌー文化の本質的特徴を現地での海旅経験を通して掴み取り、そこからヤポネシアのカヌー文化の今後のあり方や可能性を考える旅。カヌーをカヌーというジャンル的枠組みを超えて、「自然文化」としてのレベルに押し上げたいという思いがぼくにはある。

 舵を失った船のように文化的ディレクションを失った今の日本。それでも物だけは豊富で、安いエンタメやSNSとともに消費生活にどっぷり浸ってたらそれなりに楽しく過ごせるようにできている。しかし、そんなのはゴメンだ、という人もまた増えている。
 ぼくはカヌー文化/自然文化というところで、そういうのとはまた違う、別の道筋が見出せると思って、色々やっている。

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自然への畏敬の念

2023-09-06 20:14:00 | 新聞記事



毎日新聞連載コラム「シーカヤックで地球再発見」、75回目の今回は、紀州枯木灘・すさみ海岸についてです。

 例の原発汚染水海洋放出について、世の中では数値的な安全基準や右・左の政治イデオロギー、あるいは嫌中嫌韓という形で露呈するナショナリズムの意見ばかりが目につくが、反面、自然観や環境倫理の見地からの意見がほとんど見られない。さらには自然に対する畏怖・畏敬の念に根差した見解は、ほぼほぼ皆無だ。

 やはり身一つ、裸の感覚で自然と対峙するシーカヤッカーこそが、ささやかながらでも意見せにゃならんな、ということで書き始めたけれど結局、直接的に原発水に関することを書くスペースがなかった。最後の一行だけカマしたったけど。そしてやはり、大新聞では「汚染水」と書いても「処理水」と訂正されるという事が分かった。
 
 興味ある方はどうぞご拝読ください。


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ニューカレドニアの鳥

2023-04-07 14:44:00 | 新聞記事



毎日新聞連載コラム「シーカヤックで地球再発見」、70回目はニューカレドニアの旅についてです。よろしければどうぞご一読ください。


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ケラマブルー

2023-04-07 14:42:00 | 新聞記事



毎日新聞連載記事「シーカヤックで地球再発見」、69回目は沖縄・慶良間諸島です。青という色について書いています。興味のある方はどうぞご一読くださいませ。


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地球とクジラ

2022-10-14 09:29:00 | 新聞記事



毎日新聞連載コラム「シーカヤックで地球再発見」、63本目の今回は小笠原・父島です。カヤックで鯨に出会うと、かなり血沸き肉踊ります。そのことなどについて。
 興味ある方はどうぞご一読くださいませ。


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対馬記事2

2022-09-09 07:21:00 | 新聞記事



毎日新聞連載コラム「シーカヤックで地球再発見」、62発目は対馬2回目になります。

 1000数百年~2000年レベルのきわめて古い文化や習俗が真空パックされて今も残されている島、対馬。今日ある方はどうぞご拝読ください。


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