お客さま用にと増築中だった艇庫も完成し、作業中周辺に散らかりまくっていた物も掃除し終えました。右が既存のもので、左が新しいやつ。強力助っ人の手を借りて、思ったより早くできました。
新たにシングルシーカヤック20艇以上、SUP15ボード収容可能。ご覧のように増築した方の艇庫にはSUPの縦置きができます。
カートで転がして目の前がすぐ砂浜。秘境的スポットがたくさんある関西No.1パドルスポーツフィールド・湯浅湾の各スポットへ自由に繰り出せます。京阪神のごく一般の方々に、海のリズムと繋がった豊かな日常を送っていただくための拠点として有効活用して頂ければと思い、作りました。
都会暮らしの方はカヤックやSUPの置き場所に困るでしょうし、置き場所があっても持ち運びが一苦労だと思いますから。ここに置いておけば身一つで海に繰り出せるというわけです。
降りそうで降らない梅雨の凪の海は、風景全体がしっとり潤って深呼吸しているような感じが独特で、いい。
そして人間も海上に寝そべって深呼吸。
周囲がモヤがかった雰囲気もまた、いいものです。
足元から透けて見える海底はクリアなグリーンで、風景全体が白。その絶妙な色の配合が、神秘性を醸し出していました。
SUP特有の目線から見ることによって命が吹き込まれる海景、面白いですね。
なお、当店アイランドストリームのSUPプログラム詳細はこちら。
http://islandstream.la.coocan.jp/sup.html
現在アイランドストリームでは、お客さま用のカヤック&SUPボード収納用の艇庫拡張工事中。6月中には完成予定。
ご利用者募集中。
艇庫サービスご利用詳細は、下記のページご参照。
http://islandstream.la.coocan.jp/teiko.html
京阪神エリアから60~120分という近場にありながら、無人島群、洞窟、美しい入江、雨上がりにできる滝、のんびり独り占めできる浜、野性味溢れる断崖絶壁など、極上のカヤック&SUPフィールドが展開される湯浅湾。
景観を楽しむツーリングはもちろん、練習にも適していますし、カヤックフィッシングのフィールドとしてもお勧め。
オールマイティに楽しめる、透明度の高い海です。
当店はそんな湯浅湾奥の静かな入江の目の前にあり、すぐに出艇できるこれ以上ないロケーションにあります。
カートで転がして15秒で砂浜。
雨風、紫外線をしのげる準室内艇庫。
なお、SUPは立てて保管できるようになっています。
都会暮らしの方で、自艇を持ちたくても置き場所がなく、カヤック&SUPライフなど縁遠いものだと思っていた方に、ぜひ。
休みの日には、湯浅湾でシーライフを楽しむ日常。
雄大でたおやかな海のリズムと繋がった、豊かなライフスタイルを、あなたに。
先日のSUP定番コースにご参加してくださったお二人。
全く初めてということでしたが、存分に楽しんでいただけました。
夕暮れ前の黄昏れた時間帯。
日中吹いていた風も落ち、トロンとした質感の海水が、
入江全体に満ちこんで、柔らかな雰囲気を醸し出していました。
レッスンとプチトリップのコース。
ゆっくりとスタート地点から離れるにつれ、海水も透明度を増し、
海底でゆらゆらと揺らめく海藻やその合間を走る小魚がはっきり見えます。
途中手を休めてボートの上に座ったり寝そべって大空を眺めたり、
のんびり、自由に、海を感じたあと、
小さな浜に上陸し、そこでコーヒーブレイク。
そして再びゆっくり漕いで帰ってきました。
心身共にリラックスして海のたおやかなリズムに自分を委ねる、
そんなSUPの二時間定番コース。
カヤックのみならず、SUPもやってみたい方、
ぜひ当店のSUPツアーにご参加ください。
http://islandstream.la.coocan.jp/sup.html
当店アイランドストリームのSUPプログラムに関するウェブページを少し変更しました。
http://islandstream.la.coocan.jp/sup.html
ぼくのような長年シーカヤックをやっている人間にとってのSUPの魅力は、まず目線の高さですね。水中の様子も、カヤックに座っているのとSUPの上に立つのとでは、ほんの1mほどの違いに過ぎないはずなのですが、これがまるっきり違います。海底の岩の形状もよく把握できますし、なにより魚の動きがより生き生きしたものとして見えます。そして魚の色彩が、ヴィヴィッドというか、「これはどういうことだろう?」と思えるくらいリアルに映るのがとても不思議で、新鮮です。
トリップという観点からも魅力的な特徴があります。
カヤックに比べてスピードがかなり劣る分、よりスローダウンして場所を味わい尽くすことができる点です。どういうことかと言いますと、たとえば川の河口のヨシ原とか、海岸線の深い入江の奥とか、カヤックではさーっと漕ぎすぎてゆくような場所を、じっくり丹念に味わえるということです。遅いけれど目線が高く、足元からさらに遠くまで見渡せる分、細々としたものが面白く、新鮮に見えるので、ピンポイントを味わい尽くせると言いましょうか。
カヤックはワイドに、
SUPはピンポイントに、
フィールドを楽しめる乗り物だと感じます。
ピンポイントだからかなりじっくり愛でても、比較的短時間で完結する。ということは、車などで移動して一日のうちで数カ所を楽しむことが可能となります。もちろん同じ場所でのんびりするもよし、移動して場所の差異をトリップ感覚として味わうもよし、ひとついえるのはさらに全世界中の水辺がぼくらの遊び場になるということです。
より自由に発想してとことん楽しもう、SUPはぼくらにそんなメッセージを送ってくれているのだと思います。