漕ぎ納め。
今年の太陽も終わり。
来年もよろしくお願いします。
Tyler, The Creator: NPR Music Tiny Desk Concert
心の深いところでは、海と音楽はほぼほぼ繋がっている。
これがシーカヤックをマジで20年やってきて得たひとつの知見ですが、そういう観点からしても、これはいい。
女声コーラスの色気がいい。色気といってもエロではなく、メローな海が放つ官能性とかそういう感じのやつ。
フォールディングカヤックの中では数少ない本格シーカヤックタイプのひとつ、「アルフェック・エルズミア530」について書いてみたいと思います。これからカヤックを購入しようと考えている人の参考になれば幸いです。
ちょうど先月ぼくはこの艇で、鹿児島県の西海岸沖にある「甑島(こしきじま)」を一周しました。東シナ海の荒海をテント、寝袋、食料などすべてのキャンプ用品をフル荷重で10日前後漕ぎましたので、ほぼこの艇の特徴、長所や短所をつかんだと言っていいでしょう。
ここでは「携行性」「スピード」「操作性」「安定性・乗り心地」「荷物収納性」「その他注意事項」という6つの項目に分けて述べてみたいと思います。
●「携行性」
フォールディングカヤックは専用のザックに収納し、家の中にも置け、かつどこにでも持ち運びできるのが何よりの利点ですが、さすがにエルズミア530は530㎝あるので、きっちりパッキングしてもデカイです。船体布とポール以外にも、ラダー、シーソック、スプレースカート、パドル(4分割)などなど意外と色んなものが専用ザックに入りますが、調子に乗ってホイホイ入れていくとあっという間に30キロくらいになります(艇だけなら20キロ)。それでも十分ヤマト便で送れるサイズ内に収まるので、担いで運ぶ労さえ厭わなければ問題ないでしょう。
ちなみにぼくは、20キロくらいの別の装備品のザックと合わせて2個のザックを送りましたが、甑島までで片道6000円弱でした。
国内のカヤックトリップの場合、ぼくはいつも海辺の宿を調べて予約し、そこに事前に送って預かっておいてもらい、手ぶらで行き、現地で受け取るようにしています。初日と最終日に泊まらせてもらうことが多いです。そうすると、カヤックのザックとか、いらないものはカヤックトリップ中、宿で預かっておいてもらうことも可能となります。スタート地点に戻らない、つまり行きっぱなしの旅の場合もありますが、そんな時もこの大きな530ならば、ザックをカヤック内に収納しつつ旅することが可能です。ちなみにエルズミア480という、これより小さめのサイズのモデルもあるのですが、それはカヤック内にザックが入りません(他のキャンプ用品を入れないならば入りますが)。それもぼくが480ではなく530を選ぶ理由のひとつです。
ただ、陸上運搬という意味では、とにかくデカくて重くなるので、旅するには体力が要るでしょうね。飛行機でも十分に受託荷物として預けられるサイズですが、重量オーバーにはお気を付けて。あらかじめ重さを計ったうえで、チケットを購入するときの重量制限や追加料金などを調べておく必要があります。なお、車で運ぶならば何の問題もないかと思います。
●「スピード」
ベタ凪ならばFRPやポリなどのリジット艇と比べてもそれほど遜色なく進みますが、波が出ると途端に遅くなります。そこはさすがにフォールディングカヤックなので仕方がないところで、フェザークラフト艇を除いて現行の入手しやすいフォールディング艇(フジタカヌー、アルフェック、バタフライカヤックス等)の中では、それでも一番速いかと思います。
特にチョッピーな向かい風・向かい波でスピードが落ちます。7~8m/sの風が出てウサギが飛び始めると、あるいは断崖絶壁の際で返し波が沖からくる波と複合する状況(クラポチスという)になると、途端に遅くなります。
普段ぼくはポリやFRP艇に乗っていてカヤックトリップの時にフォールディング艇に乗るのですが、結局「フォールディングはこんなもの」と思って臨むしかないと考えています。多少風波のあるコンディションで、リジット艇ならば50キロ漕げるところが、この艇ならば35キロ~40キロくらいかなという、ひとつの目安を持っています。それが、他のフォールディングならば30キロになったり、20キロになったり、15キロになったり、あるいは不可能だったりします。
というわけで、「フォールディングとしてはベストチョイスだけど、無理すんなよ」という意識を念頭に置けば、十分遠征にも使える艇といえるでしょう。なお、エルズミア480はスピード性能も若干劣ります。
●「操作性」
直進性はもちろん、長さのわりに取り回しもよく、バランスが取れた艇です。ただ、フル荷重だとさすがに重くなり、その分この長さがネックになり回転性が悪くなりますので、その場合はラダーを装着する方がいいですね。ちなみに専用のラダーは使いやすく、足元での操作性もよく、かなり快適なツーリングに繋がります。ただちょっと値段が高いのと、現地まで運ぶときに重くなるという嫌いがありますね。でもぼくは「海上」を第一に考えますので、持っていくようにします。一方、デイトリップとかのんびり1泊くらいのキャンプツーリングをメインに考えるならば、なくてもいいかと思います。それだけ、フォワード、バック、スウィープいずれのパドリング時にも癖のない動きをしてくれます。
また、上の「スピード性」のところで「波が出たら途端にスピードが落ちる」と書きましたが、向かい波、追い波いずれでもあまりピッチング(縦の揺れ)せず、いわゆるバウが海面をバンバンたたくということはないので、漕ぎにくくなることはなかったですね。あえていうと、潮流と複合した背後からの三角波のときに嫌なカヤックの立ち方をしましたが、多分これは艇の長さに関係するものだと思います。
●「安定性、乗り心地」
この艇の良さは、なんといってもこの項目にあると思いますね。両サイドにエアスポンソンが付いていることもありますが、どっしりしていて初心者にも安心感があります。また、いくらベテランといっても、荷物をたくさん積んでフラフラする艇で外洋を一日8時間とか漕ぐのは拷問的なところがありますので、すべての旅カヤッカーにとって快適だと言えるでしょう。逆に安定しているといっても鈍重になるわけでもなく、最低限のシャープさは保たれています。波の中でもかなり安定しています。なので、波の中で遅くなると書きましたが「しっかり漕ぎ続け前進しさえすれば何とかなるだろう」という心の余裕を持ってパドリングできます。その点、エルズミア480はちょっとフラフラする感があります。ここの部分で、480と530は別艇だと考えていいと思います。
ただ、リーンをかけたとき、2次安定もありますが、エッジが効きにくく、あるポイントまで傾けると急に沈する可能性はあるのかなと感じました(フル荷重の旅の途上で、実際そこまでは試していない)。
あと、でかいわりに結構艇との一体感があるのですが、ぼくはそれが好きです。波を受け止めて「うっちゃる」ような感覚があるので、たとえスピードが落ちても「気持ちよさ」があるんですね。
漕いでる時の気持ちよさって、案外盲点だけど非常に大事な点で、それがないと長時間漕ぐのはしんどいですからね。
あと、少し気になるのは、シートのクッション性が皆無なので、お尻と腰が、人によっては痛くなるかもしれない点です。そこのところは何かパッドやクッションを入れるとか、自分のアレンジ次第でカバーできるかと思います。
●「荷物収納性」
これもこの艇は、でかいだけあって、いいですね。バウからスターンの端までなんでも、入れようと思えば入れることができます。ただ、バウ側はハッチ口径が小さく、工夫が必要。あらかじめ足元の奥の奥に物を入れておいて、そのあとハッチから腕を突っ込んで、その物をさらにバウの先端の方に移動させる必要があります。と言っても言葉では分かりずらいかもしれませんが、これはやってるとわかります。
ちなみにぼくは、旅のスタートとゴールが異なる場合、収納ザックもカヤックに収めて持っていくのですが、この艇ならば入ります。これより小さい艇だと入りきらないので、ゴール後にザックだけ取りに行くとか、先にどこかに送っておくとかする必要がでてきます。あるいは強引にスターン側のデッキの上にくくるつけて漕ぐとか。
そういうわけで、小さい方が携行性がいいのではないかと思われがちなのですが、逆にでかいがゆえの有利点もあるのですね。
なお、沈した時のために、シーソックは必需品です。たとえ沈しなくてもシーソックがないと、コクピッドから侵入してきた海水が艇の全体に行き渡りますので、下手すれば寝袋とか食料とかが海水まみれになって、悲惨なことになる可能性があります。
●「その他注意事項」
スペアパドルとかデッキコンパスとかマップケースなど、案外忘れがちなものを必ず持っていくことはもちろん、あとぼくが持っていくものとしてカヤックカートがありますね。一番上の写真を見てもらいますと、ちょうどカートに乗せているのがわかるかと思います。フル荷重のカヤックは海上ではいいけれど、陸上に上がると重すぎてどうしようもないシロモノと化します。どんな屈強な人でもそのままでは運べません。だからカートを持っていきます。これは、使用しないときはタイヤと軸体とを分解でき、しかもカヤック内に収納できるので便利です(そういう意味でもこの艇のサイズ感がいいのです)。
なお、組み立てに関してですが、慣れれば簡単だけど、たまにモノによっては微妙に、船体布とポールの被せ具合がうまくいかず、最後のテンション掛けとファスナーを閉めるところで、難儀することがあります(多分数ミリの誤差なのだろうけど)。船体が長い分、そこのところを注意して、どうしてもうまく入らない場合は不良・落丁品の可能性があります。
あと、長年使うと、スターンデッキのマジックテープとか、バウのインナーハッチ内の防水カバーとか(やや紫外線に弱い素材を使っている)の劣化が気になるところですが、それは10年~20年後のレベルでしょう。またあえて言うと、専用ザックが「背負う」のと「肩にかける」のとのリバーシブルになっていますが、これが1~2キロほど重くさせる要因になっているようで、どっちか片方のみでもいいと思います(ザックはフジタカヌーのようなシンプルなタイプがいい)
アルミフレームなどはパーツ入手可能です。
船体布の強度はかなりありますし、防水性も高いですが、くれぐれも引きずったりすることはタブーです。だからこそ上記のカート持参をお勧めしています。
以上、いろいろと思ったことを書いてみましたが、総合的にお勧め艇ということができるでしょう。点数をつけてくれと言われることがありますが、あえて点数をつけると85点といったところでしょうか。「現行で入手しやすい本格フォールディング・シーカヤック、何かないですか?」と聞かれれば、まずはこれをお勧めしますね。※小柄な人や非力な方にはサイズ的に厳しい部分があるかもしれませんが。
なお、当店アイランドストリームでももちろんこの艇の取り扱いございます。当店でご購入いただければ組み立て方やメンテナンスなどのご指南もさせていただきますので、どうぞご参考になさってください。
昨日開催した、水陸冒険クロストーク、無事終了しました。
真剣にストイックに活動してる人になかなか出会う事のない中で、数少ない存在、色々と刺激を受けました。
辺野古の土砂投入強行もそうだけど、それに限らず世の中全体を見渡しても、いよいよ日本もヤバイ状況に突入したなあという感じが、皮膚感覚的にする。
21世紀ももう5分の1がすぎようとしてるけど、振り返るとますます新自由主義という仮称を被った強欲非情資本主義の猛威に拍車が掛かっている。
21世紀に入る直前、「21世紀は環境の世紀、自然との共生が尊ばれる世紀になるだろう」なんて言説をよくメディアなんかで耳にして、ぼくもてっきりそういう時代になっていくだろうなんて思っていた(シーカヤックを始めたのもちょうどその頃)。なぜなら、人類史をひもとくまでもなく、そうじゃないと人類も地球も破滅していくのは明らかだから。地球は有限で、一方人間が増えても変わらず大量消費・大量廃棄を続けていくとどうなるかは、別にインテリじゃなくても小学生でも、考えれば分かる。そういうわけで21世紀には20世紀の反省を踏まえて、経済なんかも「環境」「自然」を中心的キーワードにしての発展、技術革新が図られて新しい豊かさが生み出されていく非常に面白い世紀になるんだろうな、と思っていた。
でも実際21世紀に入って、5分の1過ぎてみると、この有様。環境の世紀や自然との共生なんて価値観は、マスメディアではほとんど見ることがなくなった。逆に悪い意味での「地球の有限性」が強調されることになった。つまり、完膚なきまでに富が強者に集中するという世界。
世界の富の8割は1%のスーパーリッチが保有している現実。
今の日本市場も、縮小した有限パイの分け前をいかに自分の所に持ってくるか、というところで回っている。
実際目にすることがないだけで、貧困層というのもとんでもなく増えている。
日本の20代の人らに聞くと「安倍政権の何が悪いねん」と支持派が6割を越えると言うけど、ほんとはもっときちんとしたヴィジョンを持ったリーダーならば、もっと豊かで生きやすい世の中、明るい未来になっていたといえる。また、水道民営化にしろ種子法廃止にしろ、結局強欲非情グローバル企業に金庫の鍵を渡すようなもの。過去の南米なんかをみればよく分かる。ま、安倍どうこうというより、安倍は単なる傀儡だからといってしまえばそれまでだけど。
ミルトン・フリードマンというシカゴ学派の経済学者を祖とする新自由主義という名の強欲非情資本主義の正体って、洒落にならんくらい、常識では考えられんくらいえげつないもんやと思って丁度だろう(ほんとは自由ってそんなもんじゃないが、自由という言葉に汚名が着せつけられている。ちなみにグローバリズムというのも、言葉の意味としてはおかしい)。
ほんとはきちんとしたヴィジョンで政治経済が回ってれば、もっと豊かで、暮らしやすい世の中になってたはず。
ということを意識しながら、個人としての有意義な道を探っていきたいものだ。
先日うちの店で開催しました、ジャパンレゲエのパイオニア的存在であるJAH K.S.K(ジャー・ケイスケ)のライヴ、無事終了しました。 みかんの収穫のこの時期に全国各地から出稼ぎにきたヒッピー系の若い衆の熱気で盛り上がりました。
毎日新聞連載コラム「シーカヤックで地球再発見」、今回は友ケ島水道です。
海外と紀州を毎回2回ずつ交互に記載しています。
よろしければ写真拡大してお読みください。
Alfa Mist - Antiphon - full album (2017)
最近よく聴くアルバム。
海や自然とより深く繋がるための「物理的ツール」としてカヤックやSUPなどがありますが、「精神的ツール」はぼくは音楽だなと昔から思っていて、過去に死ぬほど色々と聴いてきましたが、最近のヒップホップ的なジャズ、またはジャズ的なヒップホップには、なかなか面白いのが多いですね。
その中でも特にいいなと思ってよく聴いてるのが、これ。
このブログでも昔からよく言っていますが、海の波やうねりって音楽的なリズムやグルーヴみたいなものだし、またジャズやヒップホップの「グルーヴ感」ってやつもまた、海の波やうねりみたいなもの。両者はとても相性が良くて、例えばシーカヤックを漕いだ後すぐの体で音楽を聴くと、より身に染みてくるものがある。
体に刻まれた海感覚と、演奏のリズムやグルーヴとが呼応し、調和するってわけ。
というわけで、ジャズそのものもヒップホップそのものもよく聴いてきたけれど、なぜかジャズとヒップホップを掛け合わせたやつにはあんまりいいと思うモノがほとんどなかった。昔、そのタイプの音楽で「アシッド・ジャズ」と言われるものもあったけど、同様にそれほどいいなと思わなかった。
その理由が最近分かった。
ドラムが機械的な打ち込みのやつばかりだったから。
それが分かったのは、最近、きちんと一級のドラマーが叩いているジャズ+ヒップホップが増えきたのだけれど、リズムに人力のゆらぎが入るととても自然な感じで、ジャズの繊細さも浮き出てきて凄くよくなるということに気づいたからだった。
みんな思ってたんだろうな。
ドラムマシーンって、なんか貧しいなと。
そんな批評性も感じる。
だから最近、ヒップホップ的なジャズや、ジャズ的なヒップホップをよく聴いてるんだけど、
その中でも特にいいのがこれ。
自分の海感覚にもよいインスピレーションを与えてくれる。
特にドラム、聴いてみて下さい。
先月二週間ほどトリップに行った鹿児島県・甑島(こしきじま)の西海岸は、茶系統の断崖絶壁が見事だ。
8500万年前の地層。
こんな柄のシャツ、着てみたいという気もするね。
悪趣味一歩手前のセンス。
少し前の話になりますが、先月末に行った青蓮寺湖ツアー。
今年は晩秋になってもかなりあたたかいせいか、まだ冷え込みが足りず、紅葉もまだまだ途上の感じでしたが、天気も良く、それほど寒くなく、コンディションとしてはとても楽しめた一日となりました。
周囲の木々から放たれる、山の清冽な空気。
静寂と調和する鳥の鳴き声。
空を渡ってゆく雲とそれを映し出す鏡のような湖面。
左右両方にそびえる断崖絶壁に響き渡り、共鳴するようなパドリングの音。
海と違って閉じられた内水面である分、この湖独特の調べのようなものを感じることができました。
ここの紅葉はおそらく今週末くらいがピークなのかもしれない。
陸をゆく冒険家と、海を行く冒険家。
それぞれの世界観を、スライドショーを通して語るトークライヴ、
当店にて、来たる12月22日(土)に開催。
人によって、フィールドによって、冒険の中身も価値観も方向性も十人十色に異なるものですが、別フィールドをゆく2人の話をクロスさせることによって、どんな違いや共通項が見えてくるか。そしてこの地球を人力で旅することの、どんな可能性が浮き上がってくるのか?
それは、当日フタを開けてみないと全くわからないですが、だからこそ面白い。、来てもらった方に何かよい刺激を持ち帰って頂けるような夜になればいいなと考えています。
◆開催場所
アイランドストリーム
和歌山県有田郡湯浅町栖原1434
http://www.island-stream.com
◆スケジュール
18:30~19:30
関口祐樹によるスライド&トーク
19:35~20:35
平田 毅によるスライド&トーク
20:40~21:30
クロストーク&質問コーナー
交流会
◆入場料 無料(投げ銭制・1ドリンクオーダー要)
※会場はカフェも併設していて、11:00から営業。地元の食材をふんだんに使ったフード&ドリンクのメニューがございます。早めにきてゆっくりおくつろぎいただくのもよし、トーク中の飲食もOKです。
プロフィール
■関口裕樹(せきぐちゆうき)山形県生まれ
高校時代に冒険家に憧れ、卒業後就職をせずに冒険の道へ。
これまでに気温がマイナス50℃近くになる極寒の厳冬期アラスカや、気温がプラス50℃にもなる真夏の砂漠デスバレーの
人力踏破などに挑み、国内外を徒歩で6千キロ、自転車で3万5千キロを踏破。近年は北極を舞台に冒険を続け、2016年にはそりを引いて北極海氷上450kmを単独徒歩踏破。
2017年より厳冬期極北カナダを舞台に、数年に及ぶ壮大な冒険計画「厳冬期カナダ人力縦断」に取り組んでいる。
■平田 毅(ひらた つよし)
海フィーリング、感性を大事にする新しいタイプの海洋冒険家。和歌山県湯浅町在住。自然の息吹、地球の鼓動に対して、最も敏感な乗り物である「カヤック」での海旅を通して、自然とどっぷり交感し、土地の人々と交流し、文化や歴史を学ぶ活動を続けている。
当イベント会場であるお店「アイランドストリーム」代表(カヤック、SUP、トレッキングなどのアウトドアガイドサービス)
シーカヤック単独日本一周航海達成者
その他カヤックトリップした国: タイ、スリランカ、インドネシア、フィジー、アラビア半島オマーン、アンダマン・ニコバル諸島、ミャンマー、ベトナム、ニュージーランド、タスマニア、インド、タンザニア(ザンジバル島)、パラオ等
■予約方法
☆参加方法
①イベントページの参加をクリック
②イベント主催者に電話(0737-63-3221)もしくはメール(sunnyrain@nifty.com)
③当日飛び込み参加可
①~③のどれでも可
来たる12月8日、当店アイランドストリームにて、
ジャパンレゲエの草分け・パイオニア的存在である、
JAH K.S.K(ジャー・ケイスケ)のライヴを開催いたします。
◇日時
12月8日 土曜日
OPEN 18:30
START 19:00
◇場所
アイランドストリーム
和歌山県有田郡湯浅町栖原1434
http://www.island-stream.com
◇Live
JAH K.S.K with がんべ
◇料金
2000円 1drink付き
*カフェは11時から営業していますので、
早めに来てゆっくりし、飲食することも可能です。
◇予約方法
電話もしくはメールにて、お名前と人数をお知らせください。
参加者名簿を作っておきますので、当日店内カウンターにてお名前を
申し出て頂いて、お代金をお支払い下さい。
・電話0737-63-3221
・メール sunnyrain@nifty.com
◇アーティスト紹介
JAH K.S.K
19才でメジャーデビュー。27才でボブ・マーレーと出会い独自の道を歩み始め、新宿二丁目に「69」というREGGAE CLUBをオープンする。その事がきっかけとなり、REGGAE好きミュージシャンと「69 BAND」を組み活動。1983年にジャマイカに渡り、経験し、刺激されて生まれた曲を、帰国後、キャプテンレコードから「YELLOW ROOTS」として発表。日本のサーファー達の間で人気を得る。又翌年、子供向けの曲「体元気?」をリリース。フジテレビの「ひらけポンキッキ」で流れ、ロングセラーになり、 現在まで60万枚の大ヒットとなる。1988年8月8日、長野県八ヶ岳で行われた「生命の祭り」に出演。ピースムーブメントの大きなうねりの中で存在感を表してゆく。1990 年には世界のリズムキラーズ「スライ&ロビー」とセッションし「UNITY」というアルバムに参加。その後、ライブCD「JAPAREGGAE」、そしてP.Jのプロデュースで「JOMORE MUZIK」を発表。それをきっかけに2002年、P.Jや日本の人気レゲエミュージシャン達と「JAH K.S.K & JOMORE STARS」を結成し、21世紀のジャパニーズレゲエ「JOMORE MUZIK」を創造し続けている。又、日本全国をひとり旅しながら精力的にLIVEをこなして、ジャパニーズレゲエのパイオニアとして存在している。
サンプル音源はこちら
https://youtu.be/bp90wba_3k8