定番のアイランドストリーム・湯浅湾シーカヤックツアーは、
全身で海を深く感じることのできる、真夏ならではのシーズンまっさかりです。
かるも島の頂上から眺める水平線のきらきら具合とか、
ほてった体をクールダウンしてくれる潮風とか、
体を包み込む緩やかな波うねりのリズムとか、
ひとつひとつの情景が愛おしく、
ツアーの終わりがけには、
上陸したくなくなり、ずっと海にいたくなってしまう、真夏のシーズン。
さすがに少々暑くもあるけれど、
暑ければ暑いほどシュノーケリングで海水に浸かるのが
最高に心地いい。そして海水を浴びた後の、
カヤック上で感じる潮風の快感。
静かに満ち込む夕凪の海面のように
心の奥底から気持ちが満たされる、
アイランドストリームのシーカヤックツアー。
http://www.island-stream.com/
アコウの木の枝葉からのぞく南国的風情の浜辺
こいつがアコウの木。黒潮沿線上の岬などでよく見かける木だ。
連休前に行った産湯海岸ツアーの写真です。
湯浅湾からちょい南に行っただけで、
景色がより南国的になる不思議な海岸線。
美しい岸辺を丹念に漕ぎ、
そのところどころに散りばめられた、
「黒潮」の息吹を発見してみるのも、
面白いものです。
たとえば「アコウの木」。
日高町のところどころに、巨樹が生育しているけれど、
上の写真のやつはそのひとつ。
神が宿ってそうなやつですね。
紀伊半島最南端の串本や、
四国の室戸岬や足摺岬、
また宮崎の青島周辺や、
鹿児島の佐多岬あたりでもよく見かける木です。
いわば、黒潮沿線上の「道標」みたいな存在ですが、
それを海から訪ねるのはなかなか味わい深いものです。
黒潮という海流の壮大な旅路を想い、
旅情ってやつを一層引き立てられ、
胸がキューンとしてしまいます。
真夏はシーカヤックの漕ぎそのものよりも、
全身で海と戯れることが何より面白いのですが
改めて、「海遊び」の道具と考えてみると、
人のいない場所にサーッと漕いでいけるシーカヤックの魅力は
一段と輝きを増してきます。
シュノーケリング、釣り、浜辺でキャンプ、無人島探検などなど、
移動の手段としても、
荷物を運ぶ母船としても、
シーカヤックほど適したものはまずないでしょう。
さて、そんな真夏のシーカヤックの注意点について書いたエッセイを記しておきます。
ツアー参加者は特に知る必要ないことですが、
ガイドはこんなことに注意しているという、ご参考までに。
なお、自分自身で漕ぐ人は必須知識です。
また、こんなことを知らないガイドは、ニセモノガイドです。
http://homepage3.nifty.com/creole/midsummer.htm
知識と言うと、「難しい~」と捉えられるのが昨今の風潮ですが、
知識と繋がるからこそ、面白いのです。
海の知識、とか
自然の知恵、とか
そんなの持ってたら、かっこいいでしょ?
そいつと如実に繋がってるのがシーカヤックなのです。
ライフスタイルにしてみませんか?
今年の花火大会シーカヤックツアーは、湯浅町の祭り日程変更に伴い、当初予定の8月6日(土)から8月7日(日)に変更となりました。
http://homepage3.nifty.com/creole/hanabitaikai.html
なお、夜光虫ナイトツアーは現在開催中です。
http://homepage3.nifty.com/creole/yakonite.html
夜の海の神秘と快感とトリップ感覚、ぜひ一度体験してみて下さい。
先日の産湯海岸ツアーも、コンディションに恵まれ、いい一日となりました。
海水の透明度が高く、周囲の山々の緑もひときわ色濃いフィールド。
湯浅からほん少し南に行っただけで、
ガラッと自然の表情が変わるのも、味わい深いところです。
その変化をカヤックを通じて五感で捉えることにより、
和歌山の自然の奥行きがより深く感じられ、
ひいては世界が広がったような気分になれるので、
ぼくは大好きです。
黒潮の息吹の濃淡と、地形が織りなすアート。
美しいロケーション配列だと思います。
産湯海岸ツアーは、みなべ&田辺湾ツアーと合わせて、
アイランドストリームのサブメインくらいに位置するフィールドとなります。
特にこれからシュノーケリングと合わせるのが楽しいです。
なおここ産湯海岸でのツアーは7月14日(木)にも催行いたします。
みなべ&田辺湾ツアーと合わせて、7月はこんなスケジュールで催行します。下の写真のトレーラーでカートップと合わせて計16台運搬できますので、どうぞ遠慮なくご参加ください。(下記以外はすべて湯浅湾でのツアーとなります)
☆7月11日(月)
「南紀・みなべ海岸ツアー」
ウミガメが寄りくる美しい浜辺から、神の住む無人島へ。
シュノーケルではサンゴ、熱帯魚が楽しめます。
http://homepage3.nifty.com/creole/minabe.html
☆7月14日(木)
「中紀・産湯(うぶゆ)海岸ツアー」
中紀の隠れた名フィールドを巡り、中紀にもかかわらずサンゴがあり
熱帯魚も多いスポットでシュノーケリング。抜群に水質のよい環境です。
http://homepage3.nifty.com/creole/ubuyutour.htm
☆7月22日(金)
「南紀・田辺湾ツアー」
黒潮の息吹を全身で感じながら、宝石のような多島海をゆったりトリップ。
シュノーケルではサンゴ、熱帯魚が楽しめます。
http://homepage3.nifty.com/creole/tanabewantour.htm