春のツアー日程

　今年のアイランドストリームのツアーは3月から本格化します。
　3月以降に決定したツアーを下記の通り記載しておきます。

　なお、このほかにも今後たくさんのツアーを催行していきます。
　あまり一度に書くと収拾がつかなくなるので
　取りあえずのところを載せております。
　要チェック！！

※下記以外の日程はすべて通常の湯浅湾シーカヤックツアー毎日催行。

☆【3月3日（日）　中紀・美浜～日の岬ツアー　　】
遥か太平洋を臨み、海旅のロマンティシズムを掻き立てられる好コース。
http://homepage3.nifty.com/creole/hinomisakitour.html

☆【3月10日（日）　高野山トレッキング　　】
大震災から2年。復興への祈りを込めて、聖地・高野山へロングウォーク。
http://homepage3.nifty.com/creole/kouyasan.html

☆【3月20日（水・祝日）　産湯海岸ツアー　　】
中紀の名フィールド・南国の気配も漂う産湯海岸の穴場を巡ります。
http://homepage3.nifty.com/creole/ubuyutour.htm

☆【3月23日（土）～4月12日（金）湯浅湾シーカヤック＆桜花見ツアー】
　ほっこりシーカヤックツーリングの後、秘密のパワースポットで桜花見。
http://homepage3.nifty.com/creole/hanamiyuasa.html

☆【4月13日（土）　近江八幡水郷桜花見ツアー　　】
岸辺の桜と春のうららかな風情を楽しむツアー
http://homepage3.nifty.com/creole/suigoutour.htm

☆【4月14日（日）　近江八幡水郷桜花見ツアー　　】
岸辺の桜と春のうららかな風情を楽しむツアー
http://homepage3.nifty.com/creole/suigoutour.htm

☆【10月26日（土）～27日（日）　笠岡諸島・白石島1泊2日ツアー　　】
ツーリングを楽しみながら瀬戸内海のシーカヤックの魅力を探りつくすシンポジウム的ツアー
（まだ先の話なので面白いツアーになるよう企画を練っているところですが、催行はほぼ決定。
瀬戸内でのシーカヤックに興味のある方はぜひ今からお休みを空けておいてね）
http://homepage3.nifty.com/creole/shiraishi.html

瀬戸内小トリップの一こま

　塩飽諸島の六口島の美しいビーチ。
　夏場と違って冬場は無人でひっそりしている。


　瀬戸内では外洋からのうねりという難敵がないかわりに、
　場所によって大型船の往来がやっかいだ。
　遠くからこちらに迫ってくる角度などを加味しながら
　進路を予測することによって、自分一艇だけならばなんとかなるが。


　直島諸島の喜兵衛島の、無人のビーチ。


　直島、豊島、小豆島へ渡るターミナルとなる宇野港のゴミアート。
　全部海岸漂着系ゴミで作られている。


　直島諸島の牛が首島の周辺にはこのような感じの小島や岩や砂洲が点在する。
　その箱庭感覚が気にいっている。


　塩飽諸島の長島。
　何気ない無人の小島にもキャンプに適した砂浜があったりするのも、
　瀬戸内の面白いところ。
　太平洋岸はサっと上陸できそうな浜がみつからなくて困ることも多いが、
　その点瀬戸内は上陸する浜に事欠くことが少ない。
　と言っても昔に比べれば浜の砂の量や面積は減っている。



　島々の間をかき分けるように沈んでゆく夕日。


　直島諸島、牛が首島周辺の変わった岩。

It's my U.F.O

　カヤック独特の浮遊感の中、
　海が宇宙空間のように思えることがある。
　とすると島が星で、
　星々が無数に点在する瀬戸内海は天の川みたいなもの。
　そしてカヤックは星から星へ飛び回るUFO。
　などと思いながら瀬戸内プチカヤック旅を無事終了。

瀬戸内リサーチ旅

　現在、瀬戸内リサーチプチ旅行中です。
　昨日は直島諸島を巡り、今日は潮の速い塩飽諸島を巡りました。
　明日は笠岡諸島の白石島に渡って周辺の島々を探索します。
　笠岡諸島は十月頃に民宿を利用した１泊２日のツアーを考えています。
　直島諸島はいつでもデイツアーないしはキャンプツアーができるようにセットアップします。
　塩飽諸島は、潮がちょい速く大型船往来が激しいので、
　ツアーでは厳しいですが、こちらも面白い島々が並んでいます。

　もちろん紀伊半島のツアーもやりますし、
　今年もよりよいアイランドストリームにしようと
　練っている最中です。

洞窟からの夕焼け光線

　今日、というかもう昨日だな。
　やっと初漕ぎした。
　写真は湯浅湾・かるも島の洞窟から見える夕日の光線。
　この時期にしか見られない光景。

　ぼくはあちこちのフィールドの、
　この時期のこの時間帯の
　この角度からしか分からない素晴らしい情景ってやつを
　たくさん知っている。

　そんなのを今年もツアーを通して、
　様々な活動を通してシェアし、
　皆さんにも実体験していただければ
　うれしく思っています。

今年の抱負

　あけましておめでとうございます。

　今年もシビアな社会情勢は続くでしょうけれど、
　それはそれとして、変に世の中に左右されず、
　今年も面白く活動していこうと思います。　

　アイランドストリームの運営としても、
　徐々にスタイルを変えてゆくことになるかと思います。
　特に、ここ10数年活動するなかで得てきた知識や情報を、
　もっと皆さんとシェアできるようにと、その方法を考えています。

　たとえばこれからカヤックを始めようとする人たち、
　あるいはずっとやっているけれどマンネリになっちゃってる人たちに対し
　「こんな楽しみ方があったのか」
　「こんないい場所があったのか」
　「こんな面白い人たちと交流できるのか」
　と、起爆剤になるようなご提案ですね。

　具体的には、
　出艇場所やコース取りや季節ごとの楽しみ方を含めた、
　きめ細やかなあちこちのフィールドの紹介。
　キャンプ用品、アウトドア用品全般を含めた、
　カヤック関連用品の、選び方だけではなく、使い方の指南。
　どこに行けばどういう達人がいてどんなアドバイスがもらえるか
　といった全国各地のネットワークの情報提供。
　海や自然に関するイベントや、
　カヤッカー同士あるいは別ジャンルの人たちとの
　交流や情報交換の機会づくり。などなど。

　それからカヤックだけではなく、紀伊半島全般や関西に関係する
　トレッキングや釣りや旅やエコロジーやアートやイベントなどの、
　情報発信基地（世界中でもいいんだけど）。

　要は、これからカヤッカーになろうとする方々、
　もっと楽しみたいと思っている既存のカヤッカーの方々を
　そして旅やアウトドアや自然を愛する人たちを、
　ソフト面でももっともっと応援していきたいと思っているのです。
　それもヴァーチャルではなく、リアルな空間づくりですね。
　もっと具体的に言うと、
　今のベース場所を少しずつそのようなカフェ＆ライブラリー空間につくりかえます。
　気がつけばガラっと変わることになるでしょう。

　あらゆるアウトドアの中でも最も自然の懐に入り込んでゆく崇高なる遊び。
　それがカヤックなのですが、
　しかしなかなか情報も少ないですし、
　お忙しい日々を過ごされている一般の方にとっては、
　始めたはいいけれどどのように楽しんでいけばいいのか、
　取っ掛かりがイマイチ分からない、という人が多く見受けられます。
　
　実はこれまでずっと気になっていたことなのですが、
　そこまでなかなか手が回らない状況でもありました。
　また様々なしがらみにより、我慢している部分でもありました。
　だけど、ずっとプロとしてカヤックに携わってきた中で、
　やはりただその日その時「楽しかった～」、
　という娯楽を提供するガイディングで完結するのもいいのですが、
　それはそれとしてキープしつつ、
　そこからさらに興味を持った人が出てくる中で、
　その人が少しずつカヤッカーとして成長していくのを
　見ている方が断然面白いと実感するからです。
　
　また昨今、どの趣味の人にも言えることですが
　カヤックの場合も、カヤック愛好者だけの内輪の中で、
　狭く狭く閉じてゆくような傾向が業界全体にあり、
　ずっと苦々しく思っていました。
　しかしカヤックの本質は、海の本質にタッチするってことであり、
　そして自然の本質にタッチすることでもあり、
　旅やエコロジーや歴史や社会問題や身体論や音楽やアートなどにも繋がってゆく、
　非常に普遍性のあるオールマイティな遊びなんですね。

　カヤックの本質を踏まえつつ、踏まえているからこそ別ジャンルのモノや
　別ジャンルの人たちとも交流し、そして別ジャンルの人たちもカヤックに興味を抱く。
　そうしてカヤックを中心に、人生が新しい発見に満ち溢れ、
　面白くて仕方がなくなってくる。
　アイランドストリームをそのような空間として展開してゆくこと。
　それが次の10年の仕事だと思っています。
　（ぼく個人としての目標は、もっとディープに旅するってことだけどね。
　　それはそれとしてまた置いといての活動ですね。。
　まあ、ぼくみたいな変わった奴がプロデュースする空間という面だけは
　前面に押し出します）

　　どうぞよろしくお願いいたします。