「一韶の俳句ブログ」記事一覧
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3037 仏掌に木洩れ日しづく夏正午 佐藤 吠冲
(2024年01月29日 | 多留男会合同句集「天岩戸」)
(ほとけてに こもれびしづく なつし... -
3036 初詣明るい方へ歩きだす 佐々木コトリ
(2024年01月29日 | 多留男会合同句集「天岩戸」)
(はつもうで あかるいほうへ あるきだす)... -
3035 満月や月下美人の香り嗅ぐ 船山 伊豆山人
(2024年01月28日 | 多留男会合同句集「天岩戸」)
(まんげつや げっかびじんの かおりかぐ) ... -
3034 道をしへ仙厳園の観音岩 周 翠風
(2024年01月28日 | 多留男会合同句集「天岩戸」)
(みちおしえ せんがんえんの かんのんいわ)... -
3033 数え日や闘い切って夫逝けり 森下 心
(2024年01月27日 | 多留男会合同句集「天岩戸」)
(かぞえびや たたかいきって つまゆけり) 金婚式迄あと五年、六九歳の貴方は... -
3032 春愁のまなざしかへす伎芸天 古田 凛
(2024年01月27日 | 多留男会合同句集「天岩戸」)
(しゅんしゅうの まなざしかえす ぎげいてん) 学生時代というと、今からも... -
3031 ふるさとの段々畑曼珠沙華 中山 信天翁(あほうどり)
(2024年01月25日 | 多留男会合同句集「天岩戸」)
(ふるさとの だんだんばたけ まんじゅしゃげ)... -
3030 冬の月泣かないための赤ワイン 大澤黒薔薇
(2024年01月25日 | 多留男会合同句集「天岩戸」)
熱海の山腹に位置する自宅は、正面に... -
3029 一望を一筆にして綴る秋 岡 流水
(2024年01月23日 | 多留男会合同句集「天岩戸」)
(いちぼうを ひとふで(いっぴつ)にして つづるあき) ... -
3028 耳遠きことにも慣れて五加木摘む 西行 紅
(2024年01月22日 | 多留男会合同句集「天岩戸」)
(みみとおき ことにもなれて うこぎ... -
3027 炎帝やマスクマスカラ背にリュック 関谷豊狂
(2024年01月20日 | 多留男会合同句集「天岩戸」)
令和二年二月、豪華客船ダイヤモンド... -
3026 今日揚羽きのう金蚉あなたなの 石井稱子
(2024年01月18日 | 多留男会合同句集「天岩戸」)
(きょうあげは きのうかなぶん あな... -
3025 青嵐洗濯物が肩を組む 片岡淡白
(2024年01月16日 | 多留男会合同句集「天岩戸」)
自宅居間からベランダに干してあった... -
3024 多留男会 第12合同俳句集「天岩戸」 はしがき
(2024年01月15日 | 多留男会合同句集「天岩戸」)
私が小澤多留男先生に出会ったことは... -
3023 枯草を寄せれば小さき虫がおり 心
(2024年01月13日 | 冬)
冬眠するのは、熊や蛇、蛙、亀などの哺乳類や爬虫類などの大型動物ばかりではない。... -
3022 年の瀬を走り抜けたる救急車 流水
(2024年01月09日 | 冬)
この句の救急車は、ある街を走る特定... -
3021 盲聾の犬抱き寄せし寒夜かな 釣舟
(2023年12月21日 | 冬)
(もうろうの いぬだきよせし かんや... -
3020 新之助てふ新米を白粥に 冬華
(2023年12月15日 | 秋)
コシヒカリ70%の生産量を誇る新潟... -
3019 ふる里の駄菓子屋も消え鰯雲 凛
(2023年12月10日 | 秋)
物心が付いた頃、我が家にあった電気... -
3018 第497回 岩戸句会 11月
(2023年12月06日 | 岩戸句会)
ふる里の駄菓子屋も消え鰯雲 凛 身の軽き茶髪の庭師冬構 ...