山野には、獣道がある。クマやイノシシ、タヌキ、ノウサギなど、様々な野生動物に、最も強い人間を加えた動物たちに踏み固められた道。大きさや強さが異なる動物たちが、同じ獣道をどういう風に使うかは、実に興味深いところだ。
さて、住宅街には、猫の道がある。野良猫も飼猫も通る。餌を上げる猫好きがあちこちにいるから、住宅街を徘徊するために各家庭の庭を通行する抜け道が出来上がっている。最近は、アライグマやハクビシンなどの外来種の害獣も通行しているかもしれない。
網戸に張り付いて動かないカマキリ(鎌切、蟷螂)生きてはいるが・・・・・