「サザンカ」は、「山茶花」と書くが、音読みの「さんさか」が「さんざか」となり、訛って「さざんか」となったそうである。チャノキ(茶の木)と同じツバキ科ツバキ属で、童謡「たきび」にあるように、「山茶花」は寒さに強いイメージがあるが、元種は四国九州が北限で、寒さに強いのは改良された園芸品種なのだそうである。
確かに山茶花は、生け垣によく使われる。この句、猫が山茶花の垣根の穴から、ふと顔を出した瞬間をとらえた。跳び出さず、警戒して周りを窺っている様子が、とてもユーモラスである。
「サザンカ」は、「山茶花」と書くが、音読みの「さんさか」が「さんざか」となり、訛って「さざんか」となったそうである。チャノキ(茶の木)と同じツバキ科ツバキ属で、童謡「たきび」にあるように、「山茶花」は寒さに強いイメージがあるが、元種は四国九州が北限で、寒さに強いのは改良された園芸品種なのだそうである。
確かに山茶花は、生け垣によく使われる。この句、猫が山茶花の垣根の穴から、ふと顔を出した瞬間をとらえた。跳び出さず、警戒して周りを窺っている様子が、とてもユーモラスである。
一口に古都と言っても色々ある。日本では奈良、京都。しかし、世界に目を広げると、最も古い古都は、例えば、四大文明のエジプトのメンフィス・ヘリオポリスなど。メソポタミアのバビロン。インダスのモヘンジョダロ。中国の黄河西安近郊の仰韶。インカのクスコやマチュ・ピチュ。マヤのマヤパンやチチェン・イツァ。
ギリシャのアテネやイタリアのローマ、スペインのトレド、フランスのナント、イギリスのチェスター、スコットランドのエディンバラ等々他にも沢山あるだろう。
さて、本来のツイードとは、スコットランド、ツイード川流域で作られた毛織物をいうらしい。現在では、機械織もあるし、染色も様々。従って作者が、スコットランドのエディンバラやグラスゴー辺りを旅した時の句と想像するのも楽しいではないか。
しかしながら個人的には、全くツィードとは縁なく暮らしてきた。残念至極である。