毎日鬱陶しい日々が続いている。梅雨が明けないまま、立秋を迎えそうな気配だ。近頃は特に、雨が降ったり止んだり、雷が鳴ったり、強風が吹いて豪雨になったり、突然雲間から陽が射したり、虹が掛かったりと変化が激しい。
さて、鬱陶しいのは天気ばかりじゃない。コロナウイルスは収束しそうだったのに、第二波が東京を中心に広がりつつある。小池都知事や西村大臣は、「できるだけ外出は自粛して下さい」、と言っているのに、赤羽大臣は東京を外した真逆の「GO TOキャンペーン」を始めた。政府は何を考えておるんだ。これはきっと安倍政権の末期症状なんだろう。いやいやもしかするとこれは、日本の末期症状なのかもしれない。日本、先進国から転落?
つまり、政府はブラジル大統領のように、「コロナウイルスは大したことはないから、自粛よりも経済を大事にした方がよい。致死率の高い持病持ちや高齢者は、死んでもかまわない」と、どうやら思っているらしい。
というようなことを考えていたら気が滅入ってきたので、ラーメンでも食べに行くかと出かけたら、湯河原の町に虹が出ていたのでございます。アーメン、ソーメン、タンタンメン。
ヒオウギ(檜扇)