一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1669   我が庭の開花宣言発表す

2016年03月28日 | 

 3月23日、多くの観客と報道陣に囲まれ、靖国神社の境内にある基準木のソメイヨシノが、気象庁の職員によって「開花宣言」が発表された。

 東京に遅れること5日、我が家でも本日桜が数輪花開いた。この2,3日、割と寒く小雨も降っているさ中である。二階の窓から目の前で観察でき、私が勝手に決めた「基準木の山桜」である。

ヒメツルニチニチソウ(姫蔓日々草)

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1668   スムージーズズッと飲み干す春の色   さくら

2016年03月23日 | 

  本来「スムージー」とは、凍らせた野菜や果物をシャーベット状にしたものを言うらしい。喫茶店などでは、生野菜・果物・牛乳や豆乳・そして氷を入れて粉砕するらしい。従って、ミキサーは、氷を砕く丈夫な刃を持っているパワーのあるミキサーが必要だという。

  既に粉末の「スムージー」が売っていて、牛乳に溶かして飲むだけのお手軽なものもある。私はそんなもの絶対買わないけど・・・皆さん、商魂たくましいですね。

 それにしても、さくらさん!「ズズッ」と飲むのは、栄養はありそうですが、なんだか不味そうですよ。

アミガサユリ(編笠百合)or バイモ(貝母)

 

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1667   てのひらに小鳥の骸あたたかき

2016年03月19日 | 

(てのひらに ことりのむくろ あたたかき) 

窓ガラスへの衝突によって、全世界で毎年どれくらいの鳥が死んでいるか?の質問に対して、①数千万 ②数億 ③数十億 ④数百億・・・さて、答えはどれであろうか。

 6550年前に滅びた恐竜の唯一の生き残りが鳥類で、世界にはおよそ1万種あるという。彼らがガラスとガラスに映った景色を認識することができないのは、余りにも速く飛翔するからであろう。

 我が家も、窓にバードセーバーを貼って、減るには減ったが小鳥の衝突がなくなったわけではない。もう一工夫する必要があるようだ。

 先の正解は、ぶろぐあまみ ヒギャジマン プロジェクト2をご覧ください。

オオイヌノフグリ

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1666   菜種梅雨窯場に遊ぶ朝鮮語

2016年03月14日 | 

 最近知り合った韓国生まれの女性。日本人の男性と結婚しているから、国籍は日本。そこで聞いてみた。「韓国、北朝鮮を含む半島全体の土地や住む人々を、私達は何と呼べばいいのか」。

 高句麗、百濟、新羅などから始まり、その後高麗と呼ばれ、そして李朝の時代に朝鮮と呼ばれるようになったそうである。その後日本に併合され、大戦後南北に分断され、南は大韓、韓国、北は朝鮮と呼ぶようになったそうである。統一した地名がない以上、英語圏同様、高麗から派生した「コリア、コリアン」と呼ぶのがよさそうである。

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1665   3,11の雪や黙って薪を割る

2016年03月11日 | 

 今日は、朝から雪がちらついている。山はヤシャブシ、ユキヤナギ、ブルーベリーも咲き出した。山桜の蕾も大きくなっている。

  当然と言えば当然だが、朝からどの放送局も、東日本大震災の特集をやるらしい。風邪も治ったし、テレビにかじりついているわけにもいかないから、いつ終わるか分からないが、ぼちぼちと10トンの松を割って行こう。

ミスミソウ(三角草)ユキワリソウ

 

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1664   春の風邪ダミア・ピアフを侍らせて

2016年03月07日 | 

  1933年、ハンガリーで発表された「暗い日曜日」ヤーヴォル・ラースロー作詞、シェレッシュ・レジェー作曲。1936年、フランスで発表されたフランス語によるダミアの録音で、シャンソンとして世界的に知られるようになった、という。発表後、ヨーロッパ各国で多くの自殺者を出し、放送禁止になったことで有名。

「ピアフ」は、フランスで最も愛された歌手の一人で、唯今大竹しのぶ主演で全国公演しているから、あなたもご存知ですね。「ばら色の人生」、「愛の讃歌」、「水に流して」などが特に有名。シャンソンを久し振りに聞いたが、個人的にはダミアもピアフも嫌いではないが好きでもない。

いづれにしても、久し振りに引いた今年の風邪は長引いた。丸々1週間だった。

ジンチョウゲ(沈丁花)

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1663   初音して待つ楽しみも一つ減る

2016年03月04日 | 

昨日、3月3日、ウグイスの初鳴き。実は、既に一週間ほど前に、鶯が鳴いたのだが、鳴き方があまりにも短く一度きりだったので、自信はあったが発表する確信にはならなかったのだ。

 いづれにしても、めでたしめでたしである。既に、ヤマガラなどの囀りも始まっている。

クレソン

 

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1662   第234回 2月 岩戸句会                   

2016年03月02日 | 岩戸句会

生きる場はガラスの世界夜香蘭   海人    

今一度布団に戻る余寒かな

   

桃色の土鳩の足の余寒かな     薪

強東風や人形風船煽り立つ

     

 

風が研ぐ空の青さや花辛夷     洋子 

春隣小紋の似合う九十九髪 

 

 

籠り居に風の音きく余寒かな    章子

夕ぐれの山懐に花ミモザ

  

     

日に三便バスに人なし余寒かな   鼓夢

他府県のナンバー増やし春来る

 

冬の海ハワイに向かう飛行雲    炎火

糖尿の予防に大豆鬼は外

 

赤蕪低空飛行の申告書       歩智

赤信号待つ一分のひなたぼこ

  

薬缶ちんちん余寒うろうろ待合室  雲水

神主の声朗々と冴え返る

  

鬼たちの逃げ去り跡のつぶれ豆   余白

土温み馬込の空も春もよう

 

四世代の百年屋敷梅香る      稱子

梅の香の帯解いてより主婦の顔

 

老夫婦春の畠でお弁当       豊春

麦踏の効能信じ荒く踏む

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