(はなきぶし かまばにさかせ えのきわる)
6トンの松、桜を割り終わった3日後に、3トンのエノキ(榎)が来た。
「せっかく掃除して、きれいに積み上げたのに」とは思ったが、やはり有難いことだ。感謝しなければ・・・・・
鶯も鳴き出し、ヤシャブシ(夜叉五倍子)やキブシ(木五倍子)も咲き出した。我が家の指定山桜も1,2輪咲き出した。いよいよ、春本番だ。
ヤシャブシ(夜叉五倍子)
(はなきぶし かまばにさかせ えのきわる)
6トンの松、桜を割り終わった3日後に、3トンのエノキ(榎)が来た。
「せっかく掃除して、きれいに積み上げたのに」とは思ったが、やはり有難いことだ。感謝しなければ・・・・・
鶯も鳴き出し、ヤシャブシ(夜叉五倍子)やキブシ(木五倍子)も咲き出した。我が家の指定山桜も1,2輪咲き出した。いよいよ、春本番だ。
ヤシャブシ(夜叉五倍子)
70才ともなると、断捨離や終活問題を考えることになる。大きなものからいうと、不動産(土地)・家屋(家具・車)・墓地・仏壇・位牌・預貯金・株etc
この句の場合、ほとんど使わない身の回りの衣類・アクセサリー・寝具・趣味の道具(楽器・釣道具・スポーツ用品、写真、パソコン、ブログ)などであろう。
作者が、捨てるべきものを選別し、少しずつ減らしていることが想像されるが、季語の「つくしんぼ」の斡旋によって、作者の関心事は地球の自然の一切、気候や植物などに向いているのかもしれない。そんな風に想像が膨らむのである。
ホトケノザ(仏の座)
初音(はつね・ウグイスの初鳴き)がありました。
昨年より一ト月遅く、例年の平均(3/4)より5日遅かった。
春風や笑うおばばの歯は二本 海人
芭蕉さえ詠めぬ松島春の海
つくしんぼ大切なもの何と何 凛
クレパスは八十八色山芽吹く
深海魚ニギス空揚げ春来たり パピルミ
春兆す朝焼け山を三色に
チューリップスカートふわり座る人 洋子
薄紙を取りて目合わす内裏雛
春寒や枝一粒の真珠雨 沙会
髪乱し待ち人来たり春一番
春風や送電線は鳴り止まず 豊春
春の庭背伸びの猫の赤リボン
若き日のことなど話し二月尽 さくら
寒明けや緞帳あがる心地して
節分の千切れ雲から陽がこぼれ 裕
日脚伸び畳の縁の影日向
春立てど風の啼く道夕の帰路 イヨ
笠雲の雪の富士山近く見ゆ
ただの風邪咳をするにも気を遣う 歩智
おみくじの咲いてる小枝梅一輪
いつの間に庭一面に春の花 鞠
節分のコロナウィルス鬼は外
髪乱し待ち人来たり春一番 貴美
コーヒーの窓辺を鳴らし春一番
春風で身近のうわさ拡大し 余白
春風がしがみついてた実を落とす
寒明けや軋む扉に油さす 稱子
受験子にことば選びて応援す
節分や追われた鬼はどこにゆく 炎火
水の音昨夜の雪の名残り哉
歩道橋は街の浮橋春の雲 薪
浄水流す街の小川や陽炎える
椎に椎茸桜になめこ菌を打つ 雲水
穴窯を見に来て数多蕗のとう
ヒメオドリコソウ(姫踊子草)ヨーロッパ原産の帰化植物。北アメリカでは侵入植物として扱われる。
旺盛な繁殖力を見ると、日本でも警戒が必要である。