きょうも鱒釣り

「きょうも鱒釣り」は故人である芦澤一洋さんの著書です。
この言葉が大好きです。

2014年渓流ラスト!(2014/09/26)

2014-09-26 | 釣り

2014年渓流ラストは、金曜に会社を休んで山梨の川に行って来た。


(秋の渓流も良い感じです)

9月最終週末は金曜を計画的に年休の予定としてどこかに遠征しようと思っていたが、考えてみると最終週に良い釣りができた試しはない。そんな事を考えていたら何処に行っても同じかと無計画のまま金曜の朝を迎えた。さて、折角、休みを取った事だし、山梨の峡北の年券もまだ使っていないから、のんびり釣りにでも行こうかと出かけた。

(快晴の中自動車道、平日はすいている)

平日の中央道下りはすいている。順調に笹子トンネルを抜けた時に、ふと、そうだあの川にしばらく行っていないから、あの川でのんびりするか。そう思い、勝沼ICで中央道を降りて峡東の川に向かった。考えて見れば以前は良く行った川だがもう3年は行っていない。

(林道を塞いでいる車)

林道までくるとなんと工事用の車が道を塞いでいる。困った、さて何処に行こうかと頭の中で考えながら、車から降りて近づいて行くと、ここで工事をしているわけでは無く、電線にかかる木の枝を切っているので、通してくれるそうだ。車がすれ違える所までバックで戻り、数台のトラックとすれ違い通してもらえた。目的の場所には車は無く、他に釣り人がいないのでほっとした。釣りの支度をしていると、山側の林道から軽トラックが降りてきた。

(川は良い感じ)

お爺さんとお婆さんがキノコを獲りに来ていたそうだが、あまり獲れなかったとの事だ。
川に降りて毛鉤を送り込むと、早々にイワナが釣れた。


(すぐに釣れたイワナ)

どうやら今日は釣れそうな予感だ。
なんだか、ワクワクしてきた。今度はすぐにアマゴが釣れた。考えてみたら、今年は、ヤマメの川ばかり行っていたので、初アマゴだ。

(今年最初のアマゴ)

滝壺には大きなやつがいるはずだから慎重に狙った。案外、大物は難しい奥の方では無く、手前の簡単に狙える場所にいるものだが、どうしても手前はいい加減に、奥を丹念に狙ってしまうもの。案の上、手前にいた大物をばらした。良いイワナがいたのは嬉しかったが、ちょっと悔しかった。でも、今日は良く釣れる。

(滝の下には大物)

昔、良いサイズのイワナが釣れたポイントで、ちょっと良いサイズのイワナも釣れた。堰堤下で出たのは大物かと思ったが、それほど大きく無いが良く引くアマゴだった。

(まあまあのイワナも出る)

堰堤の上で、お昼にしたが、コーヒーもいれてのんびりした。

(川でコーヒーを入れる)

川の側の木にはキノコが生えていた。


(川の側のキノコ)

今日は天気が良くて太陽がまぶしかった。

(日射しが眩しいが、木陰が気持ち良い)

午後になると少し陽が陰り寒くなってきた。やはりもう秋。もう今日は十分かもしれないと思い、最後の堰堤下に臨んだ。そう、大物は意外に手前に居る。そう思って毛鉤を丁寧に送り込むと、大きな水しぶきがあがり、まるでこんな小さな川にマグロがいるかのように毛鉤に飛びついた。良し!そう思ってロッドを合わせると、ググッとした感覚がロッド伝わって手から全身にその生命観が伝わってくる。と、その瞬間、毛鉤がその大物の口から外れ勢いよく反対側の木にすっ飛んでいき絡みついた。。今のは大きかった、マグロは大げさだが確実に、尺越えだった。まあ、大物をばらしたところで、今年の渓流釣りに幕を下ろすのも良しとしよう。そう思って一人、苦笑いしながら川から上がろうと思って、大きな石に足をのせるとその石が、なんと動いた。。。危なかった。危うく石と一緒に滑り落ちるところだったが、とっさに斜面にへばりついて落ちずにすんだ。このところの大雨でやはり地盤は緩んでいるので、油断は禁物だ。今年最後の渓流釣り、今年も川で怪我する事もなく無事遊べた事に改めて感謝しつつ、帰路についた。


(お土産にシャインマスカットと桃を買ったら、ブドウ2房おまけ)

帰りには、ブドウと桃をお土産に買って帰ってきたけど、ブドウも桃もとても旨くて満足だった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする