きょうも鱒釣り

「きょうも鱒釣り」は故人である芦澤一洋さんの著書です。
この言葉が大好きです。

鬼怒川発眼卵放流2014そして管釣り(2014/11/01,02)

2014-11-01 | 釣り

鬼怒川のヤマメの発眼卵放流を実施してきました。

(鬼怒川漁協指定のヤマメの発眼卵、卵をWVBに500粒いれます)

昨年は、中止となりましたが、今年はJFF主導で鬼怒川の発眼卵放流を実施する事になりました。これまでは日本釣振興会の主催で鬼怒川漁協とJFFが協力する形で実施していましたが、昨年から日釣振の方での実施が中止となってしまったので、JFFとして鬼怒川漁協と発眼卵放流を実施する手はずとなった訳です。栃木のSさんが音頭を取り、JFF会員から手伝いの人集め、卵の手配、鬼怒川漁協との調整など、骨を折っての準備作業です。

発眼卵放流などは、当然、個人や釣りのクラブなどが勝手にやって良い物ではありませんから、管轄する漁協、自治体などとの調整を行っての実施です。当然,放流して良い魚種や養殖業者などの指定もありますので、そう言った事を調整してから、準備作業に入ります。


(作業場所に移動します)

放流支援をするJFF会員も10数名集まり、鬼怒川は漁協からも3名の助っ人が来てくれることになり、いよいよ当日を迎えました。
天気が今一つ心配でしたが、集合は9時半なので、6時には自宅を出発しましたが、さすがに3連休ですね。道は混んでいるし、朝早くから高速道路は事故渋滞です。最近の傾向なのか、3車線の高速道路が混み始めると、車の流れが左車線から右車線に移り、中央車線と右側車線(追い越し車線)に集中して、左車線がガラ空きになる事が多いですね。
時々、追い越し車線をかなりゆっくりずっと走る車もありで、ちょっとイラッとしつつも、なんとか時間前に到着でした。
まずは、一カ所目の支流の放流地点に移動です。
川でWVB(ワイバードボックス)などをヨウ素液で消毒し、卵を500粒ずつ入れ、カゴに4ついれて、埋設します。カゴに入れる時は、小石でWVBを埋めますが、中に酸素を含んだ水が充分に入り、生まれた稚魚がその石の間から抜け出せる様にしないといけません。


(プランター(カゴ)にWVBをいれて小石で固定します)

そして埋設ポイントは、冬の間でも水が枯れることが無く、あまり急な流れでは無く、また砂で埋もれるような事が無く、生まれた稚魚たちが泳げるようなゆるめの流れでなければいけません。

(埋設ポイントに埋めます)

埋設ポイントにカゴを埋めるときには、流されないように石で埋めますが、この石集めも結構な重労働ですね。ちょっと大きめの石で固定して隙間を作って埋めて行きます。
2箇所目は、今度は本流になりますが、本流は、場所探しが結構大変ですね。砂底はNGだし、今は水が多いけど、冬になり減水するので、ちょっと深い場所で無ければいけませんが、深い場所は埋めるのが大変です。


(本流は小石集めも大変)

場所探しをしていると、ちょっと大きなヤマメがライズしました。またライズするのでは無いかと、流れに見入ってしまいますが、今は、釣りではなく埋設ポイント探しです。
あまり深いと埋設困難、浅いと水涸れ。。。これは難しいですね。腕までの手袋をしての作業ですが、腕を伸ばしても届かないので、水が入ってしまって、腕がびっしょり濡れて、やっと完了です。

(本流は深い所にいれないといけない。。手部くるの長さが足りずに腕までびっしょり)

心配していた雨は、なんとかもちましたが、終わると同時にちょっと降り出し着替えてから、お店にお昼を食べ行った時には、本降りの雨となりました。

(船場亭の芋串、ゆず味噌がついていて旨い!)

発眼卵放流が終わったら皆さん帰る人が殆どですが、今回は、終わった後に6名でキャスティング練習をして、翌日は管釣りで遊ぶ事にしていました。

(温泉は、川霧の湯、こぢんまりとした温泉)

しかし、雨は本降り、キャスティング練習は困難なので、実家の離れでコーヒーを入れてのんびりです。夕方は、早めに温泉に行き、ゆーーっくり温泉に浸かって、晩ご飯は皆さんが好きなとんかつとステーキのお店で晩ご飯です。

(晩ご飯はとんかつ&ステーキ 篠)

ボクはお酒を飲まないので、運転手。お腹いっぱい食べたけど、その後は、また、実家の離れで宴会です。夜になっても雨は止まず、天気予報では明日は晴れの予報だけど、本当に雨は止むのかちょっと心配しながら、寝ました。

(実家での宴会は、富良野ビンテージ、ヤベッチの差し入れ!)

朝は6時に起床。天気予報通り、天気が良く、この時期にしては信じられないくらい、暖かい日よりです。早々に尚仁沢アウトレットに向かいました。混んでいるのでは無いかと思っていましたが、意外に空いています。
夜から参加した仲間とあわせて7人で並んで池を囲みます。

(意外に空いていた)

まずはドライフライと言う事で、#12のEHCを浮かべると、すーっと毛鉤が吸い込まれたと思ったら、あっさり、ティペットが切れてしましまいた。
もしかしてこれは、ドライで結構釣れるかもしれないと思ったけど、その後は、全然、ドライには出ません。

(沈めて釣った40cmちょっとのニジマス)

仕方なく、沈めての釣りに変更ですが、毛鉤をつつきにくるものの、なかなか食いません。それでもなんとか、食わせて数匹のニジマスと遊びました。何匹か釣ったので、またドライで試しますが、ドライにはなかなか反応しません。

(たぶん70cmオーバーの大物をかけたWさん)

結局、終了時間まで粘りましたが、ドライでは反応したものの、釣ることができませんでした。
やっぱり、50cmオーバーをドライで釣らないと面白くないですね。。また、今度再挑戦ですね。
しかし、一日天気が良く、暖かで良かったです。多少雲も出ましたが、やっぱり、曇った方がライズがあって釣り果の方は、良い感じになるんですけどね。

コメント
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