きょうも鱒釣り

「きょうも鱒釣り」は故人である芦澤一洋さんの著書です。
この言葉が大好きです。

三連ちゃんの発眼卵放流山梨(2014/11/15,16)

2014-11-16 | 釣り

三週連続で、今度は山梨のアマゴの発眼卵放流です。


(ジョイフィールドからの南アルプスは綺麗です)

さすがに、三週連続だと、ちょっと何か自分にご苦労様のご褒美をあげたくなります。
山梨とは言っても峡北漁協管轄は自宅からは、少し遠いね。それに帰りはきっと、中央道の渋滞もあるだろうから日帰りでは可哀想だ。そうもう一人の自分が同情します。
折角なら前日の土曜日は、管釣りで釣りして、ゆっくり温泉に浸かってビジホにでも泊まれば翌朝は楽だよ。そう言う甘いもう一人の自分の声に惑わされ、その線で行く事にしました。
そんな訳で、土曜日は早起きです。高速道路が混雑する前には東京を脱出しなければいけません。でも、そんなに急がなくても、管釣りは逃げませんから、途中、双葉PAで朝ご飯用にパンを買って、のんびり高速道路を走っていると、前方にサイレンが回っています。近づいてみると覆面パトカーが、スピード違反の車を捕まえた様で、パトカーの後ろの電工掲示板に、「パトカーの後ろをゆっくりついてきなさい」と書いてあります。ご愁傷様ですね。でも安全運転第一ですよ。とゆっくり走るパトカーと違反車を追い越して、管釣りに向かいました。今回は、ジョイフィールドと言う所に行きます。カーナビでの案内で、その指示に従いましたが、目的地にはどうやっても車ではいけません。あたりをグルッと回って、おかしいと気が付き、スマホのナビに切り替えて、やっと到着しました。
南アルプス、甲斐駒ヶ岳が見えるそのロケーションはどんなところだろうと思い楽しみにしていましたが、池はそれほど大きくは無くて、お客さんも3,4人だけでしたが、池ではライズしていますので、早々に受付をしました。

(ここのニジマスは綺麗でした)

オーナーの話では、池の設計はかなり複雑で、浅いところや深い所があるけど、フライなら何処でも大丈夫との事でした。
まずは手前側でライズしているニジマスを狙いますが、水面下が見えないので、ライズした場所にドライフライを落とすと反応するものの食いつくまでに至らず、それほどイージーでは無さそうです。
お客も少ないので、池を一回りしながら釣ってみる事にして、途中のルアーの人をスキップして対岸に行きました。こちら側は、池が浅くなっていて、ニジマスが見えますが、あまりいないので、ニジマスのいる所にドライフライを送り込むと、なんとかドライフライに反応してくれるニジマスが釣れました。
ここのニジマスは、30cmくらいですが、鰭は結構綺麗なニジマスですね。後でオーナーに聞きましたがここのニジマスはここの池とは別の山の上の方で養殖しているそうです。そのまま、もう一人のルアーの人をスキップして、常連らしいフライの人の向こう側に行くと一週した感じです。

(風が寒いの一休み。暖かい甘酒)

この人は初めドライフライでやっていましたが、今は沈めての釣りに変わっていました。風が出てきてライズもなくなったので、沈めるしか無さそうな感じですが、よく見ると風の吹きだまりのような所で、時々ライズがあるので、狙って見ました。毛鉤はチェルノに変更して、送り込むと続けて釣れましたが、その後はぱったり釣れなくなったので、沈めて釣りです。

(チェルノブイリアントに出たニジマスは40cmくらいのレッドバンド)

沈めると反応が良くなり、合わせ切れしてしまい、ティペットの結び目で切れたので、マーカーももって行かれました。見ていると、マーカーが岸際に寄ってきたので、回収に行くとニジマスがまだ付いていて、マーカーごとまた逃げて行きました。
すると、その後、ルアーマンが、マーカーと毛鉤を回収して、もって来てくれました。
親切なルアーマンでちょっと感激です。お客は、フライが4人、ルアーが4人ほどで、入れ替わるので、多いときでも、池には5,6人ですから比較的、和気藹々の感じです。でも、やはり、中には浮いている毛鉤の側にルアーを投げてくる奴も若干1名いましたがね。沈めての釣りもそのうちあまり反応しなくなくなりますが、反応すると食いが良すぎるのか、飲まれて口の中に掛かる事があり、なんだかちょっと可哀想な気がしてきます。やっぱり、なかなか釣れなくとも、ドライフライでの釣りの方が面白いですね。ここはドライで勝負です。風もありライズもあまり無いですが、ドライフライを浮かべます。
なかなか反応しませんが、しばらくすると毛鉤に出ますが、掛かりません。なんどか合わせ損ない、結局、終了時間まで遊んでしまいました。かなり寒くて、体は、完全に冷え切りました。

(結局、終了時間までみっちり釣りしました。)

急いで、温泉に向かい、じっくり体を温めました。温泉の後は、肉だ!ステーキだ!と思ってファミレスに向かいましたが、宿の途中にあるのはガストだけ。。入ってから思い出しました。ガストにステーキメニューはありません。仕方なく和食の晩ご飯でお腹を満たし、宿にチェックインし、寝ました。

翌日は本番の発眼卵放流ですが、車に行くとなんとフロントガラスが凍っていました。待ちあわせのデニーズに到着し、先に来ていた仲間と一緒に朝食にパンケーキとコーヒーを飲みました。
最終的に、放流場所に皆さん集まる予定なので、放流場所に行くと、なんと、結構な人数が集まっています。先週時点で、結構人数が少ないとの話だったので、先週の養沢の参加者にも声をかけた所、数人が参加してくるとの事で結果、16名もの参加となりました。

(朝の集合)

人数も多いので、2カ所の放流を手分けして実施する事にして、まずは発眼卵の仕分けです。
今日は、天気が良くて、紫外線が強いので発眼卵放流にはあまり良い日では無いですが、人間には風も無く暖かで良かったです。


(アマゴの発眼卵)

何とか日陰を見つけてアマゴの発眼卵をWVBに仕分けして、もう一つの放流場所に移動です。

(まずはプランターにWVBをいれて小石で固定)

山梨の埋設は、結構、流れの強いポイントなので、大変かと思いましたが、皆さん、慣れているし、ちょうど良い石も結構多いので、すぐに作業は終わりです。

(流されない様に、目印にもなるロープを結びます)

山梨の水は結構冷たいので、回収は3月になっての実施になるので、釣り人にも発眼卵放流の場所が解るように、看板を立てておきます。そうしないと、WVBなどをつぶされてしまう可能性もありますのでね。

(看板を立てて作業完了)

作業が、終わってから、公園に集まりみんなでお昼を食べます。


(近くの公園で昼食会)

いつも、山梨の世話役の増っさんが、用意してくれますが、今回は、お雑煮だそうです。
できあがるまでに、柿を剥いて食べたり、コーヒー飲んで豆餅も焼いて食べましたが、メインのお雑煮はおかわりしてしまいました。デザートには、なんと、甲府のB級グルメの鳥もつ煮を作ってくれたので食べてみたら、これが、意外に旨くてビックリ。でも、いつも何かスーツを差し入れてくれるJFFの事務総長がちゃんとティラミスの差し入れをしてくれたので、そちらも美味しくいただきました。


(沢山のご馳走!右下のはなんとヤマメパン)

三週連続の発眼卵放流も無事完了しました。埋設の時は、発眼卵の中で動いている命を感じWVBの回収の時が楽しみになります。
帰りは、やはり中央道は渋滞しましたが、早めに帰ったので、日暮れ頃には自宅に到着しました。

コメント
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