きょうも鱒釣り

「きょうも鱒釣り」は故人である芦澤一洋さんの著書です。
この言葉が大好きです。

2016年渓流ラストは1時間(2016/9/22)

2016-09-22 | 釣り

今年の渓流釣りの締めくくりに奥会津に行ってきました。

(木のトンネルの川は多少の雨なら濡れないけど。。)

台風やら秋雨前線やら、このところ雨が多くて川は増水です。国土交通省の川の防災情報で水位をみるたびため息です。天気予報では、22日は夕方には雨が降り出す予報です。いずれにしろ土日は別の予定があるので、22日に釣りに行くしか無いな、増水で釣りが出来るかどうかは行ってみないと分からないし、という事で朝5時前には家を出ました。
自宅を出て東北道を降りてもずっと雨です。今日は駄目かもしれないなと心の片隅にあったあきらめの気持ちが段々大きくなったその時、トンネルを抜けるとなんと雨は降っていません。道路は乾いているじゃ無いですか。しかし、奥会津に到着し川の流れをみるとかなり水が多くてしかも濁っています。支流に入ると濁りは無いですがかなり水量が多いです。さてさて、何所で釣りしたものか、今日は確実に雨が降ってくるだろうから一度川に入ったらなかなか出られない場所は避けて、水が多いから川通しで釣り上がるしか無いところも避けて。。と、考え、そうだあそこは下流側はやった事がないのでやってみようと思い前回入った所に行ってみました。
いつもは車止めからちょっと歩いて川に入りますが、今日は朝8時過ぎ、一番下流側から釣り開始です。
かなり水が多くてポイントが絞れませんが、幸先良くイワナが釣れました。

(幸先良くイワナが釣れました)

釣り上がって行きますが、すぐに、水が多くて川通しで進むのがちょっと辛くなり、川が狭まった箇所を高巻きしてやり過ごし、再び川に降りて釣りです。良いサイズのイワナはなかなか釣れません。ここには居るだろうと信じて毛鉤を流すと水量が多くて流れが速くなっているところでイワナが追ってきましたが、毛鉤に追いつかず、、です。

(大きなイワナは釣れません)

再び高巻きして川を上がって杣道を進むと雨です。天気予報では15時頃から雨の予報でしたが、まだ10時前なのに、雨は段々強くなってきます。
雨の中釣りするのも萎えますが、それ以上に水量が多く釣り上がりが厳しいので、これ以上水量が多くなったら、危険です。

(こう言う谷の川では水量が増えると怖いです)

もう、だいぶ昔ですが、2度ほど谷で豪雨に遭い怖い思いをしたことがあります。谷間の川の増水するスピードはがかなり速いですから、ここは安全面で考えても上がった方が良さそうです。杣道があるとは言え車止めまで戻るのに2度ほど川を渡る必要があるので心配ですからね。

(雨が本格的に降ってきたし、釣り上がりも厳しいので終了)

そんな訳で、後ろ髪引かれつつも川を後にして車止めに無事到着です。
11時ですが、きっと途中にある蕎麦屋はまだ始まって居ないだろうなと思って前を通過するとのれんが出ています。おっと、折角なのでちょっと早いですが、お昼に蕎麦を食べて帰る事にしました。やっぱり奥会津の釣りは、ここ、いせやの蕎麦で〆るに限ります。

(いせやの山菜の天ぷらが凄く美味しい、マイタケは天然もの)

最後に、良いイワナを釣って渓流のイワナ釣りを〆たかったですが、ここ最近の天候を考えれば、たった1時間ちょっとの釣りでしたが、釣り出来てイワナが釣れただけでも良かったのかもしれません。さて、次回は山上湖でニジマス釣りです。


(しっとりと雨に濡れる。。)
 

コメント
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