2月24日は今年で38回目のJFFアニュアルミーティング(総会)に出席してきました。
(38回目のアニュアルミーティング)
毎年の恒例ですが、前日はJFFの各地のコンタクトパーソン(CP)さんが集まり会の運営などに関して意見交換です。CP全員が出席できるわけではないですが、北は北海道、南は大阪から20名ほどが集まっての会議です。
(ちゃんとした会議です)
夜も恒例の前夜祭で盛り上がりますが、翌日の準備もあり一次会で失礼して、自宅に帰って明日の総会の準備です。
(前夜祭です)
翌日は総会当日、朝は8時ちょっと過ぎに会場の新宿京王プラザに入ります。
(総会開催の準備)
今年で38回目です。考えてみるとすごいですよね。38年も続いているんです。とは言っても個人的には12回目の参加でなんですけどね。
みんなで会場の準備作業、毎年の事ですがあれどうした、これはどうすると、あたふたしながらも、開会前には準備も整い、今年も無事に開会です。
(受付も準備完了)
今回は、はじめに昨年5月に亡くなられた、シニアアドバイザー(SA)だった山梨のKさんへの黙祷からのスタートでです。
年を重ねれば人の世は流れていくのは仕方のない事かもしれません。フライフィッシングを通してできた人の繋がりも少しずつ綻びができてしますのでしょうか、いえいえそんなことはありません。たとえその人が他界してしまっても、人の繋がりを築いていただいたその功績は引き継がれ、JFFの歴史に深く刻まれ、仲間たちの心に深く残っていき、また、引き継がれていくのだなと、あらためて思う次第です。
(山梨のKさんの思い出も一緒に)
会の創設当初から色々と盛り上げて来た、Kさんに感謝するとともに尊敬の念を込め、またKさんの思い出を思い浮かべ黙祷をさせていただきました。
午前中は、会の運営に関する会計の報告やら、年間の活動報告などで、ちょっと真面目な総会です。その後は会の役員の紹介、新会員の紹介やら、永年会員の表彰式、ここまで来るとちょっと一息ですね。
(今回は約90名ほどの出席)
ランチタイムは、いつもの様にカレーライスですが、さすがに美味しいですけど、ゆっくり食べてるわけにいかない訳です。それでもデザートのショートケーキとコーヒーはしっかりいただいて午後の部の開催です。
(やっぱり京プラのカレーは美味しい)
(普通に見えるけどすごくおいしいショートケーキ)
今年の総会の目玉でもある、午後の部の講演は、闘病中にも関わらず、北海道から来ていただいた、残間正之さんと朱鞠内で活躍中の中野さんの講演です。朱鞠内のイトウは一度は挑戦してみたい釣りですから楽しく聞かせていただきました。そして残間さんの「我がフライフィッシング人生に悔いなし!」としてのお話は、なんとも楽しい話でしたし心に残る話です。
(残間さんの目がお茶目、楽しい話でした)
あとわずかの人生だけど決して悔いはない、そう言い切る残間さんの人生に少しだけでも触れることができたような気がしました。とてもマネできるものではないですが、それでも少しでも残間さんの人生の様にフライフィッシングを楽しんで人の繋がりを大事に生きていこうと思う所です。
講演の後は、フライコンテストの優勝者の表彰、そしてJPEGコンテスト(写真)の表彰式が終わると、お待ちかねのオークションの始まりです。
今年は、なるべくおとなしく、欲しいものもグッとこらえて、盛り上げる方に注力しました。
が、絶対欲しかったアワビ煮だけは獲得しました。
自宅に帰って、いただきましたが、絶品、とても美味しかったです。
(超美味しかったアワビ煮)
オークションも完了し、今年の総会も無事完了しました。
終わった後は、軽くご苦労さん会をして終了です。
今年の総会も無事終わって、しばらくはぼーっとした感じで、時が流れ、ブログの更新も遅れました。
後記となりますが、今回、講演をしていただいた、残間さん、講演の話が出たのは実は、昨年の総会の時でした。その時は、容態が悪化してしまい、残念だけど講演はできそうもないとのことで中止となりました。
そして昨年、秋に北海道の置戸でお会いした時は、だいぶ元気になられ、安心していました。
講演のお願いをしたところ、それまで生きているか判らないとの話でしたが、生きていたらやるよとのことで、今回、行っていただいたわけです。
総会に来られた時はしっかりとした足取りで歩いていたし、まだまだ大丈夫と思っていましたが、3月18日にとうとうその日が来てしまい、旅立ってしまわれました。
ここに心からご冥福をお祈りするとともに最後までフライフィッシングを通した人の繋がりを大事にするその生き方、とても尊敬します。
残間さん、ありがとうございます。
悔いのないフライフィッシング人生に、献杯!