「つ抜け」と言うのを知っているかな?
(今年の初ヤマメ)
日本古来の数の数え方は、「ひとつ、ふたつ、、、、ここのつ、とう」。なので、つ抜けとは、「とう」以上って事だそうだ。恥ずかしながら、最近知った。
2014年の解禁は、故郷の川に向かった。
年度末は仕事も忙しいけど、早起きして家を出たが、どうもここ最近の傾向として、5時過ぎと言うのは、けして早く無いようだ。6時前だと言うのに都内は渋滞もあり、途中のPAで朝食にアメリカンドックを食べ、川に着いたのは8時過ぎだった。
(アメリカンドックはツキを呼ぶ?)
何時もの所で年券を購入し、まず上流のポイントに入ってみたが、解禁日だと言うのに他に誰もいない。
この時期にしては気温が高めなのでハッチがあるかもしれないと水面をみたが、流下もライズも無い。下流に入った仲間に連絡してみると、「ライズはまばらにあるがかなり渋いので、途中のポイントをみてきて欲しい」と言うので、少し下流のポイントに移動しようと車にもどると、ちょうど餌釣師が何人か、ぞろぞろとやってきたので、良いタイミングだった。
(去年の年券と今年の年券)
少し下流の堰堤ポイントには、車が2台あり、堰堤上にルアー、堰堤下に餌師が1人ずつ釣りをしていた。広い場所なのでひとまず堰堤上の流れ下りてみると、目の前の流れでライズだ。
すかさず、ライズした場所に毛鉤を送り込んだが反応しない。ピックアップしようと軽くひいた毛鉤に、ヤマメが食いついた。なんともあっさり釣れてしまった。次のライズがあったので毛鉤を送り込んだが反応しない。まてよ、もしかしたらと思って毛鉤を少し引いてみるとヤマメが飛び出してきたが毛鉤にはかからなかった。どやら動く毛鉤の方が魅力的なようだ。下流にいる仲間に状況を連絡すると、下流側でもう少し粘ってダメらこちらに来るとの事だったので、それまでは思う存分釣りだ。数匹釣った後に、ちょっと大きめのライズがあったので狙ってみるとガバッと毛鉤に出てジャンプまでしたのは尺越えのニジマスだった。良く引いて面白かった。
(雨がしとしと、急に気温も低下してきました)
昼を過ぎた頃から気温が急に低下しライズもそれほど無くなると、下流にいた2人がやってきた。堰堤下と上にいたルアーも餌師もいなくなり、2人は上と下に別れて釣りはじめたが、上に入ったSくん、毛鉤に何度か出していたものの、合わせ切れとすっぽ抜け。下に入ったWさんは4つほど釣れたそうなので、Sくんは下に向かった。Sくんがいなくなったので、やってみると、ニジマスが釣れた。下の方に見に行くと、こちらでもすっぽ抜けだそうだ。解禁当初は、はじめの1匹を釣るまではなかなか旨く行かないものだから、はじめの1匹と言うのは結構大事かな。
(ニジマスも釣れました)
対岸側の流れのライズを狙っているが、手前側にもたまにライズがあるので狙ってみると小さなヤマメが釣れた。その内、下流で粘っていたOKやんもやってきて下流側のライズを狙いはじめた。上流ではまたSくんが、狙いはじめたが、なかなか出ない。
その後2つほどヤマメを釣って、今日の釣りは完了となった。解禁早々、つ抜けたので満足した。堰堤上の溜まりはどうやら放流したヤマメがとニジマスがたまっていたようだ。
(さて、帰りますか。。)
その日は、実家に泊まって翌朝も釣りと思っていたが、翌日は寒くて釣りはしなかった。
一応、川は見に行ってみたが前日と打って変わって釣り人は極端に少なかった。
もう少し暖かくならないと、難しいけど楽しいライズの釣りは始まらないかもしれない。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます