きょうも鱒釣り

「きょうも鱒釣り」は故人である芦澤一洋さんの著書です。
この言葉が大好きです。

ヘンリーズフォーク(その2)6/26(土)

2010-07-06 | 釣り

翌朝は、時差のためあまりよく眠れず早々に目が覚める。いや、レインボートラウトの事が頭から離れず良く眠れなかったのかもしれない。

062601 (ウェストイエローストーン の街)

今日からが本番の釣りだ。その前に、宿泊地から車で1時間ほどのウェストイエローストーンの街に向かい、イエローストーン近辺の川の情報収集と、この地でし か手に入らない良質なフライタイイングに必要なマテリアルを入手する目的もあり、出かけた。
ブルーリボンフライズで仕入れた情報によると、ギャラティ、マジソンなど今回訪れる予定の川の状況は、季節の移ろいの遅れによる雪代などの影響でかなり厳しいようで、断念しなければならない様である。
町中のレストランで朝食をとり、またアイランドパークに戻り、釣り支度を整えて川に向かった。
今日は、下流側にあるボーンフィッシュフラットと呼ばれる広いフラットな流れまで向かうが、ここで日本からやってきたN氏に出会う。当然ボクは初対面であるが、へんりーさんの知り合いであり、しばらく話をするが、彼もこの川に取り憑かれたフライフィッシャーであり、すでに十数回かよっているが、まだ、20インチオーバーにお目にかかっていないとのことだった。改めてこの川でのビッグフィッシュへの挑戦の難しさを痛感した。

062602 (ボーンフィッシュフラットのゆるやかな流れ)

水性昆虫のハッチも少なくライズも少ないため、そのポイントは諦め一端、上流のポイントに戻る事にした。
上流のポイントでライズを見つけ、釣りをはじめると、今度は日本から来た、B氏に会う。
この人も、へんりーさんの知り合いである。
ライズはあるものの明らかに目指す大物のライズではないが、それでも毛鉤を送り込むと、やはり30cmにも満たないレインボーであった。
B氏とはまたイブニングタイムでの再会を約束し別れ、こちらも15時頃には、引き上げイブニングタイムに備えた。
イブニングタイム、昨日と同じポイントに向かった、日が傾き出すと水性昆虫の流下が増え、それと同時に鱒たちが活気づく、しかしボクの毛鉤には反応しない。


 
(黄昏が迫る川)

またしても、完敗。もっと流れる水性昆虫と鱒の補食物を観察しなければ、太刀打ちできない。それに、複雑な流れにたしてどうやって鱒の口に毛鉤を送り込むかも重要な課題だ。
そんな事を考えながら、眠りについた。
062604_2

(夕食に食べたハンバーガー)

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