きょうも鱒釣り

「きょうも鱒釣り」は故人である芦澤一洋さんの著書です。
この言葉が大好きです。

本流イブニングももう終盤かな

2023-05-23 | 釣り
(モンカゲのスピナーフォール)
天気予報では初め曇りで風が無い予報だったので、実家の方の本流に行って来ました。
実家について、果樹の周りの草を刈って、ちょっと追肥をして昼過ぎに川に向かいました。

(桃が結構、実をつけていますが、小さいですね)
今日は、まずはいつものポイントのちょっと上流に行って見ました。車が2台、釣り人が2人、ちょうどお昼休憩のようでしたので、挨拶して状況を聞きましたが、あまりよくないようです。2人はもうおしまいのようですが、その少し上流に移動しました。
河原でお昼のおむすびを食べていると、後ろから2人のフライ人が現れ、釣ですか?と聞くので思わずそうですと答えていました。ライズもなさそうなので、移動しても良かったのですが、つい、びっくりして答えてしまいましたが、その2人もあっさりあきらめて回れ右していなくなったので、ちょっと釣りしてみるかな。。それとも、実家で残った庭仕事をしようかな。。と迷います。お昼を食べ終わるまでにライズがあったら釣り、なかったら庭仕事と決めて、お昼を食べていると、いい感じのライズです。

(対岸で良いライズです)
とは言っても対岸なので、届きませんけどね。流れを見ていると、時々、まれにですけど、エラブタマダラカゲロウらしきカゲロウのダンが流れてきます。
じゃ、一応やってみるかと思い、釣り支度をしましたが、結局、天気予報通りにはならず、晴れ間も出るは風も吹くはで、庭仕事することにしました。
実家の庭仕事はツンツンと伸びてしまって庭木の刈込です。2時間弱ほど作業をして16時頃にはイブニングの釣りに向かいました。
川に到着すると、車が4台止まっていました。1台は、昨年、何度かあったことのあるTさんですが、おそらく上流に行っているのだと思われます。1台は見知らぬ車ですが、後は、FさんとIくんの車です。ながれに向かうとベストポジションにIくんが居たので、その上に入るつもりで、Iくんに挨拶して、下流側に居るFさんにごあいさつです。Fさんの話だと、不明の車は2人組で下流のプールに行っているそうです。と、下流の方を見ると、ライズがあったので、狙いに行きましたが、散発のライズでちっとも毛鉤には反応しませんでした。

(下流側でライズを狙うも撃沈)
では、Iくんの居る上流側に行こうと思ってIくんの方を見ると誰かいます。。あれ、誰か来たのかな。。。仕方ない、Iくんの下流側でFさんの上流側に入るかと思ってみていると、Fさんがいいのを釣っていました。でもニジマスだそうで、Fさんはがっかりしていました。
Iくんの所に行くと、時々、ライズしていますが、Iくんと上流側のフライ人の間でライズしていて、ちょっと窮屈な感じです。Iくんに聞いてみたら、知らない人でいつの間にかそこに入ってきたそうですから、ちょっと同じフライ人としてどうなのかと思います。

(Iくんの上流側、かなり近くに知らない人。。)
一言、こんにちは、上流側に入ってもいいですかとか、少しは挨拶して入ってきたのなら、話をしながら、譲り合ってライズ狙いするのもいいのですが、何も言わずいきなり入ってきたということですから、ちょっと非常識ですね。おまけに、あまりにも近すぎますね。本当なら一言、注意してあげた方が今後の釣りをより楽しく過ごせるようになるものとは思いましが、入ってきた時に言わないとあまり効果がないですからね。その辺、Iくんはとても人が良いので、文句も言わずにいたようです。人によったらそのような行為はひどく責められるでしょうから、とても不快な気持ちになるものと思います。まあ、一度、そういうのを経験すべきとは思いますがね。
礼儀知らずのフライ人は、一旦、無視することにして、Iくんの下流側でライズ狙いです。
Fさんが大物をかけたようでだいぶ走られていましたが、こちらでもいい感じでライズがあり、ヤマメがかかりました。
いい感じで出たので、結構、大きいかと思いましたが、意外にも23,4㎝のヤマメでした。

(快心の一匹)
本流の深い流れでライズの釣りをしているとわかるんですが、出るべくして出るタイミングがあります。ライズしたら、毛鉤を送り込む、そのタイミングと毛鉤を流すレーンがドンピシャだと、出るんですよね。これが。そう、うまく決まって釣れた時の気持ちよさはなんとも言えません。正直、サイズは二の次なんですよね。

(Fさんの大きなニジマス、ちょっとうらやましいですね)
自分が信じているタイミングにどれだけ近くて、魚が居たレーンにどれだけ正確に流せたかということの結果で魚が釣れることが何より気持ち良いんですね。
ライズしていた場所に毛鉤を流し続けたら、釣れたなんて言うこともありますが、そうじゃなくて、ライズだ、良し、とタイミングよく正確に毛鉤を送り込んでガボット出るというのはまた格別にうれしいものなんです。ボクには。
これは自論ですが、この時期は、モンカゲのハッチはもうピークを過ぎたのかもしれませんが、シャックがかなり流れてきています。モンカゲに交じってエラブタマダラカゲロウもハッチしていますね。ライズもモンカゲを捕食しているライズ、それよりもちょっと小さめのカゲロウを捕食しているライズ、モワット何を食っているかわからないライズとあります。
このモワット何を食っているかわからないライズは、もしかするとモンカゲのシャックを捕食しているんじゃないかと思うのですよね。。結んでいる毛鉤は14番のダンですから、モワットしたライズには通用しません。ちょっと派手目のライズを狙いますが、なかなかマッチしませんでした。

(Iくんにもヤマメがヒット!)
ライズも少なくなってきたので、暗くなる前に、ヒゲナガフライに結び変えました。しかし、今日はなんとヒゲナガはあまり出ません。結局、少し、ヒゲナガが出てライズも少しありましたが、釣れませんでした。
先に帰ったFさんは大きなニジマスと合わせて4つニジマスが釣れたそうです。
Iくんは、ヤマメ2つですね。ボクは結局ヤマメ1つでしたが、なかなかエキサイティングな時間でした。でも、やっぱりヒゲナガのライズに期待していたので、ちょっと残念ですね。もう、ヒゲナガの季節は終わってしまったというか、もう真っ暗な時間になってしまったのかもしれませんね。本流、イブニングタイムはもう今年はお仕舞かもしれません。


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