今回の旅は、晩秋の山梨県の棚田です。
山梨県には棚田百選の棚田は一つもありませんが
富士山、八ヶ岳等々が見える棚田があります。
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ここは山梨市・牧丘町西保下です。
「日本の里100選」の選定地です。
牧丘地区は、南に富士を仰ぐ傾斜地一面に巨峰畑が広がる
景観がすばらしく、ブドウやモモの樹園地があります。
夏季に来れば、キット緑色の絨毯がひろがるでしょう。
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八幡地区にある山梨県指定有形文化財の西川家住宅です。
古い切妻型の民家です。
案内板によると「江戸時代中期(1603・1867)の民間建築にて、
けた行20m、はり間9.2m、屋根は切妻茅葺に亜鉛板をかけ
中央部はこの地方特有の突き上げ屋根となり、
屋根裏に2階3階を設け、1階主屋の奥の間に床と付書院、
中の間に床を設けた格式豊かな形式を保つ甲州民家なり。
牧丘町教育委員会」とあります。