昨年11月7日に開催されたオール大阪コンテストの結果が発表されています。詳細はこちら。例年このコンテストは結果発表が早いですね。
当日はまずまずのお天気で、午前中はたくさんの方に呼ばれましたが、肝心のオール大阪コンテストは参加局が少なかったようです。
いつもお世話になっている各局では以下の方がご入賞です。おめでとうございます。
JA9XAT局 府内局430MHz電信 1位
JL3WXS局 府外局マルチバンド電話 3位
私は兵庫県宝塚市の行者山から参加し、28MHz電話部門で1位でした。QSOいただきました皆様ありがとうございました。行者山は担ぎ上げになるため日暮れ前に下山しないと危険ですから例年府外局の隙間部門でエントリーしています。たまには府内局で出たいですね。
さて、府外局優勝者の点数(マルチを掛ける前)を見てみましょう。この点は通常1局1点、特定局が2点です。府外局は府内局しか対象になりませんから、この点を見ることでおおよその府内局の参加数がつかめます。
50MHz電話のJH3FYC局で19点、430MHz電話のJF3EPU局で38点でした。実際QRVしていて思った通りかなり少ないですね。
3エリアでのコンテストはどこも参加局が減っていますが、昨年の京都コンテストのデータを見る限り、一番局数の多いはずの4アマの局の参加が少ないことが分かります。「なぜコンテストに参加してくれないのか」を掘り下げて考えてもいいのではないかと思います。関ハムなんかでコンテストに関心を持ってもらえるセミナーとかを開いてもいいと思いますし、初心者でも参加しやすい部門を作って入賞の楽しさを知ってもらい参加局を掘り起こせば、と思います。
百貨店業界も購買層の減少や不況で苦しいのですが、「なぜ百貨店に足の向かない客が増えているのか」のリサーチをしています。そんな中から大丸は「若い女の子向けの商品が少ない」という声に応えて「うふふガールズ」というフロアを作って成功しています。こういったリサーチの手法をアマチュア無線にも取り入れることはできないのかな、と思います。