ブラジルの航空機メーカー・エンブラエルは開発を中断しているE175-E2の開発をさらに4年間停止することを決めました。
E175-E2は商業化を断念した三菱のスペースジェットと同じエンジンを搭載した低燃費のリージョナルジェットで、E2シリーズでは最も客席数の少ないタイプになります(客室数の多い190-E2と195-E2は既に就航済み)。
しかしながらアメリカでの76席以内の機体の最大離陸重量制限(スコープ・クローズ)に関する問題が依然として解決せず、しびれを切らしたアメリカン航空が昨年旧世代のE175を90機発注するなどE175の受注が旺盛であることが再開見送りの理由であるとされています。
これで頭を抱えているのはJALであろうと考えられます。子会社のJ-AIRが現在E170を18機、E190を14機運用していますが、E170は2008年から運用しており、最も古い機材で17年となります。一方のE190は2016年からで全機10年以内の若い機材です。このためE170の後継機が優先して必要になりますが、その本命であったE175-E2がさらに4年遅れることでさすがに待てないのではと考えられます。
一応E175も燃費改善や機内の荷物棚の大型化、衛星接続が可能になるなど改良が行われており、これを受け入れるかどうかになると考えられます。
E175-E2は商業化を断念した三菱のスペースジェットと同じエンジンを搭載した低燃費のリージョナルジェットで、E2シリーズでは最も客席数の少ないタイプになります(客室数の多い190-E2と195-E2は既に就航済み)。
しかしながらアメリカでの76席以内の機体の最大離陸重量制限(スコープ・クローズ)に関する問題が依然として解決せず、しびれを切らしたアメリカン航空が昨年旧世代のE175を90機発注するなどE175の受注が旺盛であることが再開見送りの理由であるとされています。
これで頭を抱えているのはJALであろうと考えられます。子会社のJ-AIRが現在E170を18機、E190を14機運用していますが、E170は2008年から運用しており、最も古い機材で17年となります。一方のE190は2016年からで全機10年以内の若い機材です。このためE170の後継機が優先して必要になりますが、その本命であったE175-E2がさらに4年遅れることでさすがに待てないのではと考えられます。
一応E175も燃費改善や機内の荷物棚の大型化、衛星接続が可能になるなど改良が行われており、これを受け入れるかどうかになると考えられます。