伊吹島移動運用メモ
[観音寺市伊吹島]
伊吹島は燧灘に浮かぶ島の1つで、香川県観音寺市に属します。
観音寺市は香川県西部(西讃)の拠点都市で冷凍食品製造の加ト吉創業の地です。加ト吉は冷凍さぬきうどんで有名でしたが、不正な経理処理の発覚をきっかけにJT傘下のテーブルマークとなり、本社は観音寺から移転しています。工場は今も観音寺に残っているようです。
伊吹島は周囲5.4kmで人口は700人ほど。主な産業はイリコの生産で、伊吹島産のイリコは香川県では最高品質とされます。平安時代のアクセントがそのまま残された島と言われ、言語学では貴重な島のようです。戦後一旦観音寺町(当時)から分村したものの、約7年後に観音寺市に復帰しています。
[島内での運用]
定期船の着く真浦港周辺になりそうです。港の東はイリコの加工場が並んでいますので避けた方がいいでしょう。
[島へのアクセス]
観音寺港から真浦港へ市営渡船があります。1日4往復で観音寺から25分かかります。予約すれば車1台を積むことができますが、クレーンで吊り上げて積み込んでおり車の乗り入れは難しいと思います。
観音寺港へは市のコミュニティバスがあります。バスは日曜運休ですのでご注意下さい。観音寺駅にはタクシーがいますからバスの運休日はこちらの利用が便利です。
定期船の本数が少ないため海上タクシーもあるようです。
[島内でのアクセス]
島内にも観音寺市のコミュニティバス(実際にはバスではなく乗り合いの乗用車らしい)があります。真浦港に時刻が掲示されています。
[宿泊施設]
宿が2軒あります。島でとれた魚の料理が売りのようです。昼食のみの利用も可能らしいので詳しくは直接お問い合わせ下さい。
[島内の店]
お店があるようですがお弁当などの販売はありません。食料は本土で調達してから渡島して下さい。この他郵便局があります。
[注意点]
島の道路は急な坂もありご注意ください。帰りに船に乗る際は時間に余裕をもって行動してください。
[おみやげ]
島のイリコを商店や漁協で販売しています。