粟島移動運用メモ
[三豊市粟島]
粟島は備讃瀬戸に浮かぶ島の1つで、香川県三豊市に属します。
三豊市は旧三豊郡の各町が合併してできた町です。かつては塩田が広がり製塩業が盛んでしたが、現在は農業や漁業が中心です。
粟島は3つの島が砂州でつながったスクリューのような形をしており、周囲16kmで人口は300人ほどです。長らく海員学校が置かれ、船舶関係者には知られてきましたが、30年近く前に閉校となり、以後は過疎化や高齢化に歯止めがかからない状態です。
[島内での運用]
定期船の着く須田港周辺になりそうです。島内にある城山までは登山道があり、山頂には展望台があるためこちらからのV/Uの運用も可能と思われます。
[島へのアクセス]
須田港から粟島港へ粟島汽船の船があります。4.5mまでの車を1台のみ積むことができるそうです。このほか宮の下港から志々島・上新田経由の旅客船もありますが、こちらは本数が少ないためご注意下さい。
JR詫間駅から須田港・宮の下港へは市のコミュニティバス(詫間線)があります。船・バスのダイヤは三豊市のホームページをご覧ください。
[島内でのアクセス]
粟島汽船が粟島港-上新田間で利用できるくらいで他に公共交通機関はありません。
[宿泊施設]
海員学校の校舎跡を利用した「ル・ポール」があります。島でとれた魚の料理が売りのようです。昼食のみの利用も可能らしいので詳しくはお問い合わせ下さい。
[島内の店]
お店があるようですがお弁当などの販売はありません。食料は本土で調達してから渡島して下さい。この他郵便局があります。
[注意点]
島の道路は軽自動車がようやく通れるだけの狭い道が多く、対向車にご注意ください。集落内は迷路のように入り組んでいて迷いやすいと思います。帰りに船に乗る際は時間に余裕をもって行動してください。
[おみやげ]
特にありませんが、瀬戸内国際芸術祭の期間は港周辺で何か売っているかも知れません。