[島嶼会館が11/1より営業再開]
伊豆諸島島民や旅行者に公共の宿として親しまれてきた島嶼会館の建て替えが完成し、11/1より営業を再開することが決まりました。これに先立ち10/1より宿泊予約を受け付けています。
島嶼会館は先の東日本大震災で建物に被害が出て休業、震災以前から老朽化による建て替えが決まっていたこともあって修理されず解体され、新島嶼会館の建設が進められてきました。現時点で内装工事に入っており、オープンへの準備が進められています。
場所は元の島嶼会館から竹芝桟橋方向に向かい、最初の信号の交差点を右に行ったところです。
[JR高松駅のバスターミナルが変更]
10/1からJR高松駅前にあるバスターミナルが一般路線バス乗り場と高速バス乗り場に分かれました。
一般路線バス乗り場は従来のバスターミナルで、高速バス乗り場が駅の南に新設されています。これに伴い全ての高速バスの乗り場が変更されるほか、ジャンボフェリーの無料バス乗り場も一般路線バス乗り場に変更されましたのでご注意下さい。
この高速バス乗り場は琴電の高松築港駅の移転予定地だったのですが、同社が社運を賭けた「コトデンそごう」が失敗し会社が経営破綻したことから移転が白紙となり宙に浮いていたものです。
[宇高国道フェリーは再開判断を1年延長]
昨年運航を休止した宇野-高松間の宇高国道フェリーは今年10月にも何らかの形で運航を再開させたいとしていましたが、情勢判断を先送りしさらに1年間運休を継続することになりました。
休止前に就航していた3隻のフェリーは海外に売却されており元のままでの再開は不可能です。会社側では高速船または小型フェリーでの再開を検討しているとしているものの、情勢は厳しく再開断念となる可能性がさらに高まっています。
[あおがしま丸が進水]
伊豆諸島開発所属の貨客船「黒潮丸」と八丈島-青ヶ島間の貨客船「還住丸」の代替となる船が三菱重工下関で進水式を行い、「あおがしま丸」と命名されました。今後内装工事が進められ、順調にゆけば来年早々にも就航するとのことです。
伊豆諸島航路では東海汽船の「かめりあ丸」の代替となる「橘丸」も11月に進水式を迎える予定です。さらに小笠原海運の「おがさわら丸」と伊豆諸島開発の「ははじま丸」も東京都からの補助金により2016年までに代替されることを猪瀬都知事が公表しており、神新汽船の「あぜりあ丸」についても代替計画が上がっています。
残る「さるびあ丸」については今のところ代替予定はありませんが、「橘丸」とは船内設備の差が大きくなること、船齢が高く老朽化が進んできたことから、これら船隊の再編が完了した頃には具体的な話が出てくるのかなぁと予想しています。