JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

神津島移動運用メモ

2013-10-08 | シャック便り

神津島移動運用メモ

[東京都神津島村]
神津島村は伊豆諸島のほぼ中央に位置し、神津島といくつかの無人島から成っています。

神津島の人口は約1,900人で集落は神津島港近辺にのみあります。同じ姓の人が多いため屋号で呼ぶ習慣が今でも残っているそうです。

主な産業は寒天やところてんの原料となるテングサやカジキの漁で、特に神津のテングサは東日本では最上級とされています。この他大物の狙える釣り、天上山のハイキングなどの観光も大きな産業だそうです。

島の中央に標高538mの天上山がそびえ、天上山に降った雨水がわき水となるため良質の水に恵まれています。一方で冬には強い西風が吹き、窓を開けることもままならないほどの強風が吹き荒れる日が続くこともあるそうです。

神津島にはアクティブな固定局が1局おられ、HFにQRVされています。

 
[島内での運用]
集落内では宿の敷地を借りるか海岸に行くかになります。V/UHFは集落からでは西方向以外は苦しく天上山付近の高台まで行かないと1エリアなどには飛んでくれませんので注意してください。

 
[島へのアクセス]
東海汽船の片航路の終着で、大型客船とジェット船があります。ジェット船は竹芝桟橋~神津島間で最速3時間5分とされていますが、近年最速便はほとんど運航されていません。各島便(神津島~大島の各島に寄港する便)で運航されることが多く、ダイヤによっては竹芝桟橋~神津島間で4時間前後になるケースもありますからジェット船でも軽食や飲み物の確保を考えておいてください。

夏などピーク期には熱海からのジェット船もあります。こちらは航海時間が短く空いていることが多いのでお勧めです。

発着港は集落に近い前浜港または島の東海岸にある多幸湾三浦漁港のどちらかになります。現在は多幸湾が使われることが多いようです。多幸湾には商店などがありませんからお土産やお弁当の調達には注意してください。

このほか神津島空港と調布空港を結ぶ新中央航空の空路もあります。

 
[島内でのアクセス]
村営バス、タクシー、レンタカー、レンタルバイクがあります。村営バスは本数が少ないものの空路との接続を図るなど使える存在です。

レンタサイクルもありますが、集落は坂だらけで自転車では厳しいかも知れません。

 
[宿泊施設]
民宿、ホテルなど多数あります。季節営業の宿もあるため詳しくは観光協会に問い合わせてください。日帰り利用のみですが村営の温泉もありますし、多幸湾には無料キャンプ場(利用には届け出が必要)もあります。

 
[島内の店]
集落にはスーパー1軒を含め多数の商店があります。自家製パンやお弁当も売っているお店もあります。

食事処も神津島港のターミナル隣にある「よっちゃーれセンター」をはじめ集落にあるそば店「まいとりぃ」など多数あります。

 
[おみやげ]
干物、くさや、テングサのほか絶品として評価の高い赤イカの塩辛などの海産物がポピュラーです。海産物は「よっちゃーれセンター」で扱っています。このほか島の焼酎「盛若」も人気が高く、特に樫樽で貯蔵したものは味わいの良さから高い評価を得ています。

伊豆諸島名物の牛乳煎餅は神津島にはないようです。

コメント
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