2012年10月20日(土)
京都府舞鶴市にある山。事前のネット検索で唯一ヒットした記事を参考に、北麓の高野由里の集落から登る。登山口近くで地元の御婦人に山頂までの道を尋ねると、親切に登山口まで歩きながら説明していただく。山頂付近の社まで道があり、展望が良いとのことだった。
しかし、実際に歩いてみると林道はすぐに終わり、倒れた竹が道に被さっている。すぐに細い道となり、谷筋を歩くようになる。水量は知れているが朽ちた竹が積もり荒れた谷だ。谷を詰めたあたりから左に踏み跡が現れる。その先は関電の巡視路標識も現れ、そこから山頂肩の社までは比較的まともな道となった。45分で山頂北の肩に立つ社に到着。途中の道の荒れ方と比較すると綺麗な社だ。
山頂北の肩に立つ社、山頂まで100m余りの距離
社から山頂までは道はない。杉の倒木が重なっているので、わずかな距離だが5分ほどかかった。山頂(334m)には三角点はあるが展望はまったくない。社の辺りからは枝の間から僅かに下の町が見えたが、展望が良いと言うのは昔の話のようだ。18Mhzで沖縄のJR6HQ局やブルネイのV85SS局と交信できた。
千石山山頂
山頂から南方面の尾根が見えたが、なんとなく歩きやすそうに見えた。ただし、車に戻らなければならないので、試さずに登りと同じ経路を下る。30分で下山することが出来た。
下山後に高野由里集落から見た千石山