2015年9月14日(月)
高谷池ヒュッテの宿泊客は定員の半数以下のようで、ゆったりと泊まることができた。朝食は午前6時で、前夜から寝過ぎで時間が来るのをひたすら待っているしかない。ようやく朝食が提供され、急いでヒュッテを出発する。
妙高方面への分岐から黒沢池に向かう。登山道の途中に茶臼山(2171m)のピークがある。VUでは応答がなく、やむなくHFのアンテナを張って14Mhzでロシアの局と交信した。
うっすらと霜の降りた高谷池
茶臼山への登りから後立山連峰が見えた
登山道の途中にあった茶臼山
黒沢池ヒュッテの前で小休止しいよいよ妙高山に向かう。黒沢池から大倉乗越まではやや急な登り。帰ってから地理院地図を見てわかったが、大倉山の南にある乗越は妙高火山の外輪山の一部だった。
大倉乗越から妙高山
大倉乗越から長助池分岐までまた100m余り下り今度は妙高山への急な登りが始まる。急登にあえぎながらようやく三角点のある妙高山北峰(2446m)に到着。山頂は妙高大神が祀られている南峰で標高は2454mとなっている。430MhzでのCQに長野県松川町のJE0FOQ他から応答があり、何とかや山ランを達成することができた。
長助池分岐
妙高山へ約400mの急登が続く
登山道からようやく山頂方向が見えた
妙高山北峰、三角点はこちらにある
妙高大神の祀られる南峰が山頂
下山は黒沢池まで来た道を戻り、そこから富士見平への道を使う。黒沢池では濃いガスに覆われて視界がほとんどなかったが、途中から急にガスが晴れてきた。オオシラビソやブナの森を堪能し、ほぼコースタイム通りに下山することができた。
ガスで覆われた黒沢池ヒュッテ
黒沢池もこのとおり
突然ガスが晴れる
ガスの切れ目がくっきり
ブナ林の中の木道をひたすら歩く
下山後は翌日の雨飾山登山に向けて長野県の小谷村に向かう。初めて通る戸隠から鬼無里の集落を抜けるドライブで少しばかり旅行気分を味わい、白馬乗鞍の宿で翌日の英気を養うことができた。
歩いた時間
6:15 黒沢池ヒュッテ → 7:10 黒沢池 → 7:33 大倉乗越 → 8:08 長助池分岐 → 9:20 妙高山北峰 → 9:28 妙高山山頂 9:45 → 10:38 長助池分岐 → 11:18 大倉乗越 → 11:42 黒沢池ヒュッテ 12:01 → 12:36 富士見平 → 14:18 笹ヶ峰登山口