2023年3月5日(日)
高見山は奈良と三重の県境にあり霧氷で有名だがまだ登ったことがなかった。その季節には多くの登山者で賑わうようだが、今シーズンの霧氷も先週あたりで終わったようで満を持して出かけた(そう、変わり者です😁 )。
いつものことだができるだけ安直な登山を心掛けているので、登山口に選んだのは高見峠。標高は900mある。広い駐車場に停まっている車は3台のみ。登山道はしっかり踏まれた良い道で近畿自然歩道になっている。雪のない道を快適に上っていく。尾根筋に出るとベンチがあり下山中の地元の高齢の方が休んでおられた。周りの山のことをいろいろ教えていただく。
高見峠から登っていく
休憩ベンチから南東方向
その後も山頂までは誰とも出会わずに小鳥の鳴き声を聞きながら登っていく。1248mの山頂まで行くとちょっとだけ残雪が見られた。西尾根から上ってきたと思われる登山者とも数人出会った。早速ハンディトランシーバーを取り出し430Mhz・FMでCQを出す。名張市・長浜市・瀬戸市・弥富市などの5局と交信しSOTAも達成できた。時間も早いので山ランのポイント稼ぎに次の山に向かう。
山頂の北側斜面には少し残雪があった
東の松阪市方向
台高の山々の右奥に大峰の山
高見山山頂
北は宇陀・曽爾の山々
高見山から北東に延びる尾根は三峰山への縦走路だ。小さなアップダウンを超えて標高を下げると標高1080mのピークがありここがカヤノ山(サイメ谷山)だ。三峰山と桃俣への分岐となっている。山ラン有効なので愛知県西尾市や堺市の局と交信した。次の山ランポイントは桃俣への下山路にある天狗山(993m)。黒石山への分岐にもなっているが、今日はこの先には進まずここから引き返す計画だ。御所市から出ていた記念局に声をかけて山ランを終了した。
残雪の尾根を下っていく
三重県側の大崩落地
この倒木は雰囲気がよい
カヤノ山山頂
こちらは天狗山
天狗山のブナの木
帰路は往路を戻るので高見山までは下山というより再登山だ。一日に二度高見山に登りSOTAと山ラン三座もできて充実の山行きであった。
三峰山は遠い
駐車場に他の車はなかった