5月5日(土)
今年のGW後半は天気がもう一つ安定しない。ようやく晴れマークがついたので、京都北山の未踏の山に登ってきた。
最初に向ったのは奥ノ谷山と中山谷山。南丹市美山町の北東部で、登山口は美山町の田歌集落となる。車が2台あれば福井県境の五波峠から歩きたいところであるが、単独のため芦谷林道から登る。府道を田歌舎の前で曲がり五波峠方向に進む。右手に伸びる最初の林道が芦谷林道だ。林道の取り付きに車を置いて歩き始める。林道の分岐は右に進む。
右側の林道を登る、チェーンがあり車は進めない
標高550m辺りで次の分岐があるが、ここは左に進みくねくねと尾根筋に付けられた林道を登る。林道はP743南の尾根まで伸びている。終点の標高は約730mといったところか。歩き始めからここまで約70分かかった。
林道終点
林道終点から南に伸びる尾根を進むと、奥ノ谷山への尾根道となる。広くて歩きやすい尾根だ。途中西方面の展望が開けている。
奥ノ谷山への尾根筋
尾根から八ヶ峰、頭巾山方面の眺望
奥ノ谷山山頂
林道終点から25分程で奥ノ谷山(811.0m)山頂に到着した。430Mhzで堺市のJA3WPN局と交信する。20分で林道終点まで戻り、今度は尾根を北に歩いて次の中山谷山をめざす。結構枝尾根が多く、特に下山時に迷いそうだと思いながら注意深く進む。P766には京都大学の境界杭があり、この尾根が演習林との境界になっているようだ。
京都大学のコンクリート杭
中山谷山の東にある770mのピークで方向を西にとり、林道終点から50分程で中山谷山(791.8m)山頂に着いた。430Mhzで兵庫県笠形山のJJ3LLT局、武奈ヶ岳のJQ2FOY局と交信した。両局とも山ランの先輩局である。下山は往路を戻り85分で車に戻った。
明るい中山谷山山頂
今日は午後から急に天気が崩れるという予報だったのでこれで終わりにしようかとも思ったが、時間も早く天気も持ちそうだったので帰りがけに大悲山に向う。花背原地町から峰定寺への道を入り、民家の手前から桑谷山への林道を北に進む。路面の状態が良くないので、少し入ったところで車を置いて歩く。林道を600m程入ったところで谷川が二股になっており、コンクリートの橋が架かっている。ここから急な尾根に取り付きP622を超えて大悲山の北に延びる尾根に乗った。
林道に架かるコンクリート橋の先から右手の尾根に取り付く
P622辺りは高圧線鉄塔があり広く刈り払われている
ここから方向を真南に転換し、やや荒れた尾根を進むと大悲山山頂(741m)に到着した。コンクリート橋から55分かかった。このころからやや天候が怪しくなってきたので、強力に入感していた右京区の固定局にブレイクを入れレポート交換をお願いする。遠くでは雷の音も聞こえだす。あわてて下山にかかり、30分で車に戻ることができた。
大悲山山頂
山頂にかかっていた山ランの山名プレート
今日も移動し、そのときQSOした方から聞いて検索しました。
URLは山歩きのです。