2012年12月1日(土)
東大阪市の枚岡神社から府民の森へ登り、大原山から奈良県との府県境を生駒山へ歩く計画で出かけた。今日から12月だが、寒波の到来で平年より大分寒い師走の入りとなった。
近鉄電車を枚岡駅で下車。駅前の枚岡神社は、参拝客とハイカーで賑わっている。「健康は歩くだけでなくお参りも」との趣旨の看板を横目に、神津嶽ハイキングコースを使って大原山に向う。広い遊歩道で途中分岐も多いが、「なるかわ園地」や「ぼくらの広場」の指導標を頼りに進む。枚岡神社から約1時間で大原山山頂(522m)に到着。山頂はぼくらの広場の東側だが特に山頂の表示もなく、山ランプレートだけが大原山山頂であることを示していた。御所市大日岳移動のJH3JFF局や固定のJH3ETK局などがQSOしていたので、ブレイクを入れて一座目を終える。
ハイキング道は鳥居の左から始まる
案内図や指導標もあるが、初めての者にはちょっと分かりにくい
登山道の途中にあったなるかわ休憩所
ぼくらの広場に到着
大原山山頂の山ランプレート
大原山での山ランを終え、生駒縦走歩道を通って生駒山に向う。ここは指導標も多く、一本道で迷うことなく歩くことが出来た。まず、暗峠目指して下る。暗峠は大阪と奈良を結ぶ古くからの峠道の一つで、今は国道308号線となっているが、急坂や石畳などで有名な峠だ。かねてから一度行きたいと思っていたが、ようやく今回の山行きで歩くことが出来た。枚岡神社で見かけたハイカーたちが、ちょうどガイドの説明を聞いているところだった。
暗峠、多くのハイカーが来ていた
峠の茶屋に架かっていた峠の由来書き
生駒山へは大原山から45分ほどで到着。山上はテレビ局などのアンテナが林立し遊園地になっているが、遊園地はちょうど12月1日から冬季休園で、入園料を払うことなく開放されていた。(開園中に入園料がいるかどうかは確認していない。)生駒山の三角点(642m)は遊園地の中にあり、タッチすることは出来ない。堺市のJA3WPN局他と交信し、本日予定の二座を終了した。
山上遊園地は今日から冬季休園だった
生駒山三角点は電車の線路内にある
下山路はケーブルカー山上駅の左側にあった。石切駅と宝山寺駅の分岐は京都に近い宝山寺側を選択。ケーブルカー線路の横を通ったりする。このケーブルカーは近鉄の経営だが、日本で最初に敷設されたらしく、途中にいくつも駅があるのは始めて見た。生駒山の中腹にある宝山寺はこれまで聞いたこともなかったが、非常に立派な伽藍が建ち並び、ちょうどこの日は大根炊きで賑わっていた。風情のある門前町の街並みを眺めながら、生駒山頂から1時間足らずで近鉄生駒駅に到着した。
ケーブル梅屋敷駅からの眺望
大根炊きで賑わう宝山寺
宝山寺境内
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