2020年5月23日(土)
緊急事態宣言が解除されたので4月4日以来の山へ行った。向かったのは余呉町の行市山。登山口は余呉町新堂にある毛受兄弟の墓。ちなみに毛受兄弟は読み方も何者かも全く知らなかったが、「めんじゅ」と読むそうで、戦国時代に柴田勝家の小姓として仕え、勝家の身代わりとして秀吉と戦い討ち死にしたそうだ。そんな説明を見てから歩きやすい登山道を上って行く。
毛受兄弟の墓の周囲は整備されている
これがお墓
登山口から行市山までは3,350mと書かれ、途中もほぼ100m毎に距離を書いた杭や標識があった。行市山の登山道には途中に幾つかの砦跡があり、そのうち中谷山と別所山も山ランに有効となっている。
行市山登山口
途中にあった史跡案内図
中谷山(368m)は余り広くなく展望もないが、落ち着けるところだった。430MHZ・FMを聞くと鈴鹿の御在所岳からJJ3XJD局が出ていたので交信してもらう。
中谷山山頂
次の別所山(444m)へは途中で林道を横切り登って行く。ところで登山口から歩いてきた道は何処も良い道が続いているが、昔砦と砦の間を人馬が行き交ったらしいのでその名残があるのかも知れない。別所山山頂は展望こそないが非常に広いところだった。430MHZ・FMでCQを出すと長浜IC近くからJP3WFR局が呼んでくれてここもヤマラン終了。
途中からの展望
林道を横切りすぐに向かいの登山道へ
別所山山頂の砦跡
行市山へは一部で急な登りもあるがそれでも歩きやすさは変わりない。山頂は標高660mで福井県敦賀市との県境になる。ここの山頂も広く南東側に展望が広がっていた。ここで今日初めて二人組の登山者と出会う。北の玄蕃尾城跡から県境尾根を歩いてきたという。距離をとってお話を伺った。430MHZ・FMでCQを出すと伊吹山の北尾根を歩いているJR2LTZ局が呼んでくれた。
良い道を気持ちよく歩く
途中の展望
行市山山頂
山頂から、正面左が伊吹山
下山は東に描かれている道を下って林道に降り、中谷山の手前から登山道に復帰して下山した。このルートも展望はほとんどなく、暑いときには日差しを遮ってはくれるが余り面白味のないルートであった。
林道の路面状態は良い
途中の展望はここだけ、横山岳かな
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