3月10日(日)
天気予報では昼前から雨が降る予報だったので、それまでに下山できそうなところとして選んだのが大津市の船越山。ビワコバレイから蓬莱山に登る山道の中腹にある。山と高原地図には名前が乗っているが、2万5千分1の地形図には名前はない。山名事典(改訂版)に掲載されているので山ランに有効だろうと登ってみた。
ビワコバレイの入口まで来ると、今日は強風のためゴンドラの営業をしていないとのことで、係員が次々とやってくる車を追い返している。歩いて山に登ると説明して、駐車料もとられずに入れてもらうことが出来た。
ゴンドラリフト駅の横を通って上の駐車場に車をおく。堰堤工事のための舗装路を登ると左手に「金ぴら峠、蓬莱山」への看板がある。堰堤に水がたまっているので、少し上流の浅瀬を渡渉して対岸に取り付く。この道ははじめて歩く道だが、よい道が続いていた。
残雪のある登山道
標高660mあたりで尾根に取り付く。蓬莱山は右に登るが、船越山は左だ。少し登りもあるが、そのあとロープのついた急坂を下る。船越山(614m)は、手入れのされていない桧とアセビやシャクナゲの藪の中で、琵琶湖の展望も良くない。ピークというよりせり出した尾根の肩のようなところだった。430Mhzで和泉市のJL3CEQ局他と交信し、すぐに下山にかかる。
船越山への分岐、左(東)へ進む
最初のうちは歩きやすい道だったが
山頂はこんな藪状態
下山中に5~6人のパーティと出会う。服装が警察っぽいので聞くと、74歳の男性を捜索に行くという。労をねぎらう声をかけて下山する。車に戻ってくると小雨が降り出し、車に乗って帰る頃には本降りとなってしまった。
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