2013年3月24日(日)
2万5千分1の地形図「綾部」に、山ランに有効な山が3座ある。今回はこの3座に登ってきた。
長尾山(210m)
綾部市旭町と下八田町の間を走る中丹広域農道沿いにある。地図で見ていてもなぜこの山がと思うほど目立たない存在である。日本山名事典にはしっかりと搭載されており、山ランには有効だ。農道から谷間の林道を入る。林道終点から左の谷に降り、植林された斜面を適当に登る。中腹まで来ると道があり、尾根筋から山頂まで古い踏み跡があった。山頂にも特に目立ったものはなく、雑木に覆われていた。形状からすると昔お城でもあったのかもしれない。7Mhzで長野県大町市移動のJH0HYX局と交信する。
長尾山山頂
途中の尾根道から淵垣方面が透けて見えた
城山(257m)
綾部市高倉町の高倉神社の北にある山。高倉神社前の広い駐車場に車をおいて北に延びる農道を進む。山頂の北側まで行って尾根筋に取り付く計画だ。農道から山道になると道は荒れていた。谷筋を詰めると地図の道を少し外れていたようだ。斜面を適当に登って尾根に取り付くとはっきりとした道があった。たぶん関電の巡視路に使われているのだろう。山頂横の鉄塔を過ぎて茨の中を進むと三角点があった。7Mhzで埼玉県本庄市移動のJA1HGV局と交信した。下山は南の尾根を下りてみる。次の鉄塔までは巡視路で歩きやすかったが、その先は道を失い、最後は竹薮の中を適当に歩いて民家の裏に下りることができた。麓の巡視路取り付きは最後まで確認が出来なかった。
南側から城山全景
高倉神社
山頂横からの眺望
城山山頂
下山中に見かけた鹿の角
秋葉山(290m)
綾部市寺街の南にある山。地図では寺町から山頂付近まで道が記載されているが、南側から登ったほうが楽そうに思えたので、とりあえず行ってみる。国道173号線の質山峠の旧道取り付きに車をおく。旧道を少し入って最初の谷を入る。道はないが藪もなく歩くのに問題はない。途中から右の斜面に取り付いて、少しの急登で尾根に乗った。尾根筋には踏み跡があったが、倒木が多く避けながら山頂を目指した。山頂には三角点があるのみで、登山者が訪れることもないようだった。7Mhzで栃木県那須郡移動のJF1LEO局と交信し、来たルートを戻った。
国道173号線の旧道入口に車をおく
秋葉山山頂