ロンドン滞在の3日目は、現地オプショナルツアーでナショナルトラストの管理するシシングハースト・カースル・ガーデンへ行きました。
イングランドのケント州(ロンドンの南東)にあるガーデンまで、ロンドン市内の渋滞等を含めてバスで約2時間強掛かったでしょうか。
このガーデンは「ホワイトガーデン」が有名で、まるでホワイトガーデンしかないような印象を受けていましたが、さにあらず
それ以外の見どころの方が多く、植栽も管理も素晴らしく、そしてバラと宿根草のベストシーズンでした
ランドマークのエリザベス朝期の塔に上ると、ガーデンが一望できます。
ホワイトガーデン。
丁度シンボルのロサ・ムリガ二―が咲き始めたところ。
サークル状のツゲの生垣や、ツゲに囲われた植え込み。
ガーデンルームがいくつもあるのがわかります。
長方形に仕切られた草花の植え込み。
この辺りにバラがたくさん植えてありました。
それにしても、本当に芝生が綺麗
ホワイトガーデン側から眺める塔。
ホワイトガーデンの草花も沢山咲いています。
ツゲの生垣に囲まれたガーデンルームの一つ。
ここの中心の小花の浅いコンテナはアンティークの水盤みたい。
マジェンダ色のバラはルゴサ系かな
コニファーのトピアリーのあるガーデンルームには暖色系の植栽。
レンガ造りのコテージの手前にはアリウムやバラやジギタリスなど、ロマンチックな色あわせ
白樺が植えてありました。
バラと宿根草の設え方が素敵
煉瓦の塀に誘引された蔓バラが見事
これはシャンデリアリリー マルタゴンリリー
たくさん植えられていました。
白いカラーも、このガーデンの見どころなのでは。
こんな風景も好きだわ
花だけでなく、面白い敷石の小路も
小路の両側に植えられた木の枝が、上方で重なり合ている様子が、このガーデンの主の夫婦の仲の良さを表しているそうです。
とても不思議なカップルだったようですが・・・
メドウの中にある白いドーブハウス(鳩小屋)。
日本の英国風庭園でも「イングリッシュガーデンにはつき物だから」として見かけることがあるのですが、
「だからなんなの」と思っていました。
此処からやって来たのですね~わざわざ日本まで。
そして再び煉瓦の塀と蔓バラと宿根草の植え込みを眺めてウットリ・・・・
アララ、集合時間になっちゃった
シシングハースト・カーセル・ガーデンでも、沢山の美しい風景に出会えました
それだけでフォトブックを作りたいほど。
特に私の大好きなマジェンダ色(ハマナスの花の色)のバラが沢山咲いていて
もう~嬉しくてたまりませんでした
ガーデンはヒドコートマナーほど広くはないので、回り易いかも。
ツアーでご一緒した奥様(何度かこのガーデンに来ているそうです)が、
「いつ来てもここは素敵なの」
と、仰っていました。
歴史に翻弄されたり、主夫婦の微妙な関係もありで・・・物語に事欠かない庭であることは確かみたい。
それにしても、ヒドコートマナー同様、此処も時間が足りなかった
写真を撮りながら回るだけで精一杯の90分でした。
続く
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